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モザイクの一球NO.0033 「パ・リーグ プレーオフ 2ndステージ第2戦」

2006-10-13 23:38:44 | モザイクの一球
試合をテレビで見ていて、ふと思った。
もし、メジャーから帰国したあの年、広島カープから真っ先に声がかかっていたら、新庄剛志選手は広島に入団していたか、ということを。
試合そっちのけで考えた結果は「十分、可能性はあるナ」ということ。

新庄選手は「赤」が好きだし、広島だって好きそうだ。
 昨年の交流戦、広島市民球場で連夜の本塁打を打った新庄選手は「来年、広島に行こうかな」とヒーローインタビューで語っている。
 だから、帰国当時、「初めに声をかけてくれたところに行く」という彼の言葉は案外本音だったのだろう。

 一方の広島カープには、当然ながら全くその気はない。
 新庄選手が帰国する年のカープの外野陣は安泰だった。
 左翼に前田智徳選手。中堅には緒方孝市選手、そして、右翼には森笠繁選手がほぼレギュラーとして期待されていた。
 新庄選手が入る余地はなかったといえよう。

 しかし、万が一、何かの間違いで新庄選手がカープに入団したとしよう。
 一体、どうなったか。
 背番号「1」は前田選手がつけているので、新庄選手が譲り受けるのは不可能だ。新庄選手の背番号は町田公嗣郎選手が付けていた「5」番になった可能性が高い。
 だが、出番があったかどうかは分からない。
 当時の山本浩二監督とウマがあったとも思えない。
 もしかしたら、代打と守備要員に甘んじた可能性も否定できないことだ。

 しかし、広島の街に新庄選手は抜群に似合ったような気がする。
 赤いフェラーリで颯爽と市民球場に乗り付ける。
 だが、松田元オーナーが「MAZDAに乗れ!」と一喝して、RX-8に乗り換え、「ロータリーエンジンもいいネ」などとヒーローインタビューに答えるものだから、RX-8の販売が急増。(社)日本自動車販売協会連合会のランキングにRX-8がランクイン。そのシナジーでデミオと MPVも売れ始めてMAZDAの株が急騰。
 広島の街が一気に活性化する。
 広島市の熱気に後押しされたカープの成績も上昇カーブを描く。

 ・・っていう感じだったらいいのに。
 パ・リーグのプレーオフ2ndステージを見ていたら、突然の白日夢に襲われた。

 でも、やっぱ新庄剛史選手は北海道に移転した日本ハムだったから輝けたんだよナ、と思う。
 まるで、全てが仕組まれた神様の悪戯にように。
 そんな、新庄選手も、また日本ハムの選手やスタッフも(大社オーナーには、この喜びを見せてあげたかったですネ)、そしてファンの方々(M藤さんおめでとうございます)も、幸せな時間を共有したのではないかと心から思う。
 
 リーグ優勝、ホントにおめでとうございます!

 この日本ハムの優勝によって楽天イーグルスを除く球団で最も優勝から遠ざかっているのが、何と我らが広島カープになってしまった。

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