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静まり返った芝明神の社のシルエットにライトアップされた東京タワーがくっきりと浮かんでいる。
とにかく寒い寒い。
強烈な寒波の到来に北日本は記録的な積雪に見舞われているようだ。芝明神商店街に吹き付ける風もそんな冷凍庫からの便りとして頬や耳たぶを痛烈に撫でていく。
けれど、どうしてもまだ年の瀬という気がしてこない。街角に流れるジョンやジョージ、或いは達郎の歌声を聞いても、何だかまだそんな気になれないのだ。
今年の忘年会は12月の初頭に開催された会社の忘年会のみ。(そのエピソードは当ブログに掲載しなかった)いつもならば、仕事上の忘年会がもう少し、年末の暦を賑わす。例えば、恵比寿のスナックで「Hさんを囲む会」なるものが行われ、焼酎の牛乳割りなどという飲み物を飲むのもこの頃であるし、モーターコラムニストのM原さんを中心に下北沢で焼肉を食べてどんちゃん騒ぎをするのも毎年恒例の行事だ。そういった体に沁み込んだ会を経ていないことも、年の瀬を実感できないひとつの要因なのかもしれない。
そして、今晩2回目の忘年会に出席するため芝明神あたりを会場に向け急いでいるのだ。
メンバーは、当会の発起人である佐渡島のプリンスMっちゃん。モーターコラムニストのちょいワルおやじこと南禅歩氏(居酒屋放浪記NO.0032参照)、そして、月刊S備界の若き編集長ヨッシー。皆気心知れた記者仲間なのである。
齢を重ねていくうち、こういう機会を設けないとなかなか集まれなくなってきた。そういった意味では貴重な時間なのである。
店の前で合流した南氏と店内に入るとヨッシーだけがひとりがぽつねんと座っていた。幹事であるMっちゃんはどうやらまだのようだ。遅刻によって会社を追われた経験は伊達じゃない。
店内は少し薄暗がり。テーブルと椅子は黒で統一され、壁は白。モノトーン調のおしゃれ酒場といったあんばいだ。既に何組かの忘年会が催されており、店内はちとうるさい。
開催予定の時刻から遅れること15分、ようやく佐渡島の貴公子ことMっちゃんが姿をみせた。
スーパードライ(瓶)で乾杯をする。
こうして、この面子が一堂に会すのはちょうど一年ぶり。しかし、今年も一年経つのが早かった。年々、その速度が速まっているところが恐ろしい。Mっちゃんにしても、お互い出会った頃は22歳と26歳のときだ。そのMっちゃんは今や30歳。そしてオイラはもう34歳だもんね。
さて、お料理第一弾が大皿に運ばれてきた。お刺身の盛り付け。
カンパチ、ホウボウ、etc・・・。クライマックスはお皿の中央に輝くかまとろの刺身。霜降り状に光り輝き異彩を放っている。
早速、口を付けてみた。
うん、こりゃぁすげぇ。
ありきたりの感想だが、「舌がとろけるよう」。
こんな豪華なお料理を前に瓶ビールでは申し訳ない。
麦焼酎の「一粒の麦」を水割りで頼んだ。
「そうそう、ちょいワルの南さん、シングルモルトブームはいかがですか?」と水を向けると、最近のマイブームは「造り酒屋巡り」だという。そうか、シングルモルトの次はそれが来るのか、などと妙に感心。最近のお気に入りは「澤乃井」(小澤酒造)の直営レストランだそうだ。
そうこうすると、海老フライにマヨネーズを和えたようなものが出てきた。普段、安酒場でしか飲まないオイラにとってあまり馴染みのないモノ。ホントはマヨネーズなんていうものではなく、ちゃんとしたソースなのだろうが安酒場専用ザクのオイラには・・・・・。
しかし、この料理かなりカロリーが高そう。Mっちゃんの皮下脂肪は更に更に厚くなっていきそうな勢いだ。
そのMっちゃん、日本酒をチビリチビリと飲っている。
その昔、カルアミルクしか飲まなかったあの子がこんなになって、とヨッシーがハンカチで目頭を押さえている。う~む、まさに隔世の間だ。
お料理はなかなかウマイがお店の雰囲気はあまりよいとはいえなかった。
特に店員の態度は無粋。ただ、業務に従事しているといった匂いがぷんぷん。楽しく働いてない人がお客に楽しんでもらえる場を提供できるとは思えないナ。
だが、そんなうるさ型の客を黙らせてしまう一品が出てきた。
マグロのカマの唐揚げ。スペアリブ風のそれはかなりうましっ。秘伝のタレにじっくり漬け込み、骨の隋まで味が浸透している。
これは、焼酎にあうあう。
さて、締めは野菜鍋。寒い夜は鍋が一番。身も心もほんのりと温まる。
スープはまろやか。もしかして、マグロでおダシをとっているのか。否、多分鶏のダシだと思うが・・・・。
そうそう、鍋で思い出した。
Mっちゃんのお爺さんは朱鷺鍋が好物だったとか。その昔、猟でニッポントキをごっそり撃って、それを鍋にいれて食べる・・・。朱鷺を絶滅に追い込んだのは、あんたの爺さんかいっ。
ニッポニアニッポン!!
最後に、うどんを入れて締めの締め。
また来年も皆々様がいい年でありますように。
とにかく寒い寒い。
強烈な寒波の到来に北日本は記録的な積雪に見舞われているようだ。芝明神商店街に吹き付ける風もそんな冷凍庫からの便りとして頬や耳たぶを痛烈に撫でていく。
けれど、どうしてもまだ年の瀬という気がしてこない。街角に流れるジョンやジョージ、或いは達郎の歌声を聞いても、何だかまだそんな気になれないのだ。
今年の忘年会は12月の初頭に開催された会社の忘年会のみ。(そのエピソードは当ブログに掲載しなかった)いつもならば、仕事上の忘年会がもう少し、年末の暦を賑わす。例えば、恵比寿のスナックで「Hさんを囲む会」なるものが行われ、焼酎の牛乳割りなどという飲み物を飲むのもこの頃であるし、モーターコラムニストのM原さんを中心に下北沢で焼肉を食べてどんちゃん騒ぎをするのも毎年恒例の行事だ。そういった体に沁み込んだ会を経ていないことも、年の瀬を実感できないひとつの要因なのかもしれない。
そして、今晩2回目の忘年会に出席するため芝明神あたりを会場に向け急いでいるのだ。
メンバーは、当会の発起人である佐渡島のプリンスMっちゃん。モーターコラムニストのちょいワルおやじこと南禅歩氏(居酒屋放浪記NO.0032参照)、そして、月刊S備界の若き編集長ヨッシー。皆気心知れた記者仲間なのである。
齢を重ねていくうち、こういう機会を設けないとなかなか集まれなくなってきた。そういった意味では貴重な時間なのである。
店の前で合流した南氏と店内に入るとヨッシーだけがひとりがぽつねんと座っていた。幹事であるMっちゃんはどうやらまだのようだ。遅刻によって会社を追われた経験は伊達じゃない。
店内は少し薄暗がり。テーブルと椅子は黒で統一され、壁は白。モノトーン調のおしゃれ酒場といったあんばいだ。既に何組かの忘年会が催されており、店内はちとうるさい。
開催予定の時刻から遅れること15分、ようやく佐渡島の貴公子ことMっちゃんが姿をみせた。
スーパードライ(瓶)で乾杯をする。
こうして、この面子が一堂に会すのはちょうど一年ぶり。しかし、今年も一年経つのが早かった。年々、その速度が速まっているところが恐ろしい。Mっちゃんにしても、お互い出会った頃は22歳と26歳のときだ。そのMっちゃんは今や30歳。そしてオイラはもう34歳だもんね。
さて、お料理第一弾が大皿に運ばれてきた。お刺身の盛り付け。
カンパチ、ホウボウ、etc・・・。クライマックスはお皿の中央に輝くかまとろの刺身。霜降り状に光り輝き異彩を放っている。
早速、口を付けてみた。
うん、こりゃぁすげぇ。
ありきたりの感想だが、「舌がとろけるよう」。
こんな豪華なお料理を前に瓶ビールでは申し訳ない。
麦焼酎の「一粒の麦」を水割りで頼んだ。
「そうそう、ちょいワルの南さん、シングルモルトブームはいかがですか?」と水を向けると、最近のマイブームは「造り酒屋巡り」だという。そうか、シングルモルトの次はそれが来るのか、などと妙に感心。最近のお気に入りは「澤乃井」(小澤酒造)の直営レストランだそうだ。
そうこうすると、海老フライにマヨネーズを和えたようなものが出てきた。普段、安酒場でしか飲まないオイラにとってあまり馴染みのないモノ。ホントはマヨネーズなんていうものではなく、ちゃんとしたソースなのだろうが安酒場専用ザクのオイラには・・・・・。
しかし、この料理かなりカロリーが高そう。Mっちゃんの皮下脂肪は更に更に厚くなっていきそうな勢いだ。
そのMっちゃん、日本酒をチビリチビリと飲っている。
その昔、カルアミルクしか飲まなかったあの子がこんなになって、とヨッシーがハンカチで目頭を押さえている。う~む、まさに隔世の間だ。
お料理はなかなかウマイがお店の雰囲気はあまりよいとはいえなかった。
特に店員の態度は無粋。ただ、業務に従事しているといった匂いがぷんぷん。楽しく働いてない人がお客に楽しんでもらえる場を提供できるとは思えないナ。
だが、そんなうるさ型の客を黙らせてしまう一品が出てきた。
マグロのカマの唐揚げ。スペアリブ風のそれはかなりうましっ。秘伝のタレにじっくり漬け込み、骨の隋まで味が浸透している。
これは、焼酎にあうあう。
さて、締めは野菜鍋。寒い夜は鍋が一番。身も心もほんのりと温まる。
スープはまろやか。もしかして、マグロでおダシをとっているのか。否、多分鶏のダシだと思うが・・・・。
そうそう、鍋で思い出した。
Mっちゃんのお爺さんは朱鷺鍋が好物だったとか。その昔、猟でニッポントキをごっそり撃って、それを鍋にいれて食べる・・・。朱鷺を絶滅に追い込んだのは、あんたの爺さんかいっ。
ニッポニアニッポン!!
最後に、うどんを入れて締めの締め。
また来年も皆々様がいい年でありますように。
また来年もグイグイ飲みましょう! つきあってくださいね。
ウチの向かいの山城屋さんにも行かないとね!
また、来年もいっぱい、お世話かけますが、どうか見捨てないで下さい。
年末年始のご予定は?
よいお年を~。