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カレーさすらひ 055 - スパイスとフルーツのユニゾンが心地よい -「白桃とピオーネカレー」(哲多すずらん食品加工)@レトルト

2018-08-27 20:34:35 | カレーさすらい

ご当地レトルトカレーというものはあまり好きではない。地方の駅に行ったら、大抵売ってる。だいたい値段は高い。中には1,000円するものもある。

その地域の名産とコラボするというのが常道。地産地消が目的のひとつ。また、カレーを媒介にして、名産品をアピールできるという利点もある。多分、カレーに入れる名産品て、通常ルートで販売できないイレギュラーなものだと思う。だから、大抵はその素材を安価で仕入れられるはずなのに、何故かレトルトカレーの値段は高い。 

「白桃とピオーネカレー」は、フルーツ王国、岡山県のご当地カレー。

具材のそうそうたるメンバーがすごい。

商品名となっている、白桃とピオーネにはじまり、吉備の国育ちの鶏、桃太郎トマト、生マッシュルーム、これでもかというくらいの岡山産。

しかし、フルーツをカレーに入れるとしては発想。ボクはドライカレーにパイナップルを入れるのにも反対なのに。

でも、一口食べて、その言葉を撤回した。意外にうまいのである。

 

カレーソースはスパイシー。その対局にあるフルーツが何故か絶妙なハーモニーを奏でている。敢えて言えば、フルーツはカレーソースと補色の関係を形成しているようだ。

圧巻はピオーネ(カレーソースの中央にある大きな塊)。皮ごとついた一粒のピオーネが、実は鶏肉より存在感を放っていた。白桃もまた然りなのだが、果肉の甘味がスパイシーなカレーと口の中で溶け合うことで、カレーの輪郭が更に際立つのだ。これは意外な発見だった。

フルーツカレー、ボクはありだと思う。

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