J新聞が主催する某賞のキックオフが行われた。今回で3回目を迎える賞の審査委員に今回も選ばれ、その顔合わせがあったのだ。
賞の第1回目はコロナの真っ只中で、審議中の会合の後の飲み会はもちろん、授賞式後は懇親会すら行われなかった。ようやく運営側と審査委員の飲みニュケ―ションが初めて行われたのが2回目の授賞式の半年後である。その日は盛り上がったことは言うまでもない。とにかく我々は懇親を求めていた。そして人には懇親が必要であるということも分かった。名刺だけしか交わしていない人と仕事を共にすることは至難の業だ。
かくして今回、顔合わせ的懇親会が開催された。
「海鮮問屋 地魚屋 浜松町店」。
場所は浜松町駅より第一京浜内側。
大門の交差点を中心にして東京タワーを0時にしたらだいたい5時くらいのところ。名店「秋田屋」から真っすぐ北に200Mくらいの場所。
最近、このあたりに来ていなかったが、新旧著しい。
貿易センタービルが取り壊されて、新しいビルが建った。浜松町界隈もスクラップ&ビルドが激しい。
その「地魚屋」は、チェーン店らしい。「焼肉屋さかい」の居酒屋業態とのこと。
総勢10人が席について宴会がスタートした。コースなので、あらかじめ決まったものがテーブルに並べられていく。そして飲み放題付き。飲み放題のドリンクはいろいろあった。
ビールにハイボール。焼酎に日本酒。そしてワインも。けれど、このメンツだともう日本酒しかない。ちなみに前年の同じ会では7人の参加者で一升瓶2本を空けた。この日もそれなりの量を飲むだろうから、相応のダメージを覚悟しなければならないだろう。
刺身はおいしく、料理も悪くはない。お酒もふんだんにあって、終始みんなご機嫌だった。
こういう酒場は企業が多いエリアでは重宝されるのだと思う。宴会向きだし、妥当なコストでそれなりにやってくれるし。アーバン型の居酒屋チェーンといっていい。
ただ、感想はどうかと尋ねられたら、具体的に論評はしにくい。しかも、ごちそうになっている身として、
「よかった」としか思いつかないのだ。
一人でこのお店に来るかと問われれば、多分来ないだろう。でも、港区の酒場にこのようなチェーン店が必要だというのはよく分かる。
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