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お風呂さすらい 68 「ふれあいの湯」(港区芝)

2016-07-06 15:57:28 | お風呂さすらい

まだ駆け出しの記者だった頃、会社は芝大門にあった。

会社の近くには取材先がたくさんあった。例えば任意団体のRタスや業界トップの商社Bザイがあり、徒歩で取材に向かうのだが、必ず、この銭湯「ふれあいの湯」の前を通ることになる。その度に一度は行ってみたいなと思うのだが、なかなか行く機会が訪れない。

当時は22時、23時までの残業は当たり前で、同僚のMっちゃんは時々会社に泊まったりしていた。その度に彼は、この銭湯を使ったりしていたらしいのだが、翌日「ふれあいの湯はいいですよ」などというと、途端にジェラシーがこみ上げたりした。

そのうち、会社の業績が悪くなり、会社は蒲田に引っ越すことになるのだが、結局ボクはこの「ふれあいの湯」に行く機会は訪れなかった。

 

それから10年強、ようやくその銭湯に行く機会を得た。

BザイのOさんとの忘年会が急きょ決まり、ボクはたまたまその日にBザイを訪れたのだが、Oさんの仕事が押していて、また幹事のN刊自H部さんの仕事も遅れていることもあって、スタートが19時になってしまった。17時には仕事が終わっていたボクは2時間も時間を潰さなければいけない。そこで、考え付いたのが、「ふれあいの湯」である。

 

「ふれあいの湯」はビルに入居する公衆浴場である。

したがって風情のない外観である。

1階の券売機でチケットを購入し、フロントに渡す。

入湯料は400円。

 

浴場はどうやら上の階にあるらしい。女性が2階、男性は3階。

 

エレベーターで3階にあがる。

狭い。脱衣所は5坪ほど。浴場に入ると、これまた狭さが際立つ。

うなぎの寝床のような細長さ。奥に2つの浴槽が並ぶ。

 

もう少し広いものだと想像していたが、ともあれ先客は一人だけなので、狭くても特に気になるものではなかった。

 

殺風景な風呂である。

ペンキ絵はなく、レインボーブリッジのタイル絵が飾られているのみで、浴場には色がなかった。

ペンキ絵がないだけで、華やかさが消えるとは思ってもいなかった。華のない銭湯。

 

 後で知ったのだが、「ふれあいの湯」は港区の区営の公衆浴場だった。やはり、官営となれば、遊びのない作りになってしまうのだろうか。
 
唯一、興味深かったのが、ボクの後に入ってきた2人の老人である。商店街のオヤジさんらしく、ご近所の話題で盛り上がっている。夕方に一風呂浴びる、その姿に江戸っ子の気概を見た気がした。
 
しかし、なんだかんだいいながらも、すっかり冷えた体を充分温めることができた。
やっぱり、風呂はいい。
 
特に、まだ多くの人がバリバリ仕事している時間に、風呂に入る優越感がたまらない。
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