厳密に言えば、「居酒屋初め」である。
元旦から「南部美人」(㈱南部美人)の純米をちびりとやりながら、とにかく正月は飲みまくった。午前中からスイスイと南部の地酒やらとっておきの焼酎「森伊蔵」(森伊蔵酒造)やら、キリンラガークラシックなどをとっかえひっかえ飲んでは食べ、そして寝て過ごした。
こうして、居酒屋に初登庁したのが、この日1月11日なのである。
昨年よりは2日早く、例年と比べて1日遅 . . . 本文を読む
国境の橋を渡りきって、後ろを振り返る。
つい、数分前までわたしは中国にいたはずなのだが、すでに自分はヴェトナムという国に立っている。しかも、この僅かな距離を歩いただけで、1時間の時差が生じた。したがって、針を戻した時計は、現在7時半なのである。
ヴェトナム側国境の町、ラオカイはひっそり静まりかえっているようだった。
わたしは少々緊張していた。
ヴェトナム側イミグレーションオフィスは旅 . . . 本文を読む