雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

撮って見ないとわからないオリオン大星雲

2014年11月13日 | 天体写真(星雲・星団)
そろそろ撮影画像がネタ切れになってきたので、
今回はできればお見せしたくないオリオン大星雲をリベンジ失敗分を含めて。

24日夜、前回記事で紹介したM33銀河の後に、薄明で明るくなるまで撮影しました。
昇ってきたオリオン座。 TAMRON Zoom(f=17mm F2.8) 30秒×7枚 kissDX
一見すると素晴らしい空のように見えますが、
撮影直後のカメラモニターでまともな画像は無理とわかりました。
canonD.P.Pの撮影画像の一覧です
もともと明るいオリオン大星雲周辺がモヤに覆われてしまっています。
それでも画像処理をやってみた結果です。
撮影DATA: 2014/10/ 25am 02:45’~ 露出15分×6枚 + 5分×7枚コンポジット
VixenVC200L+レデューサー(f=1,278mm F6.4) ISO 1600 Cooled 60D (気温10℃ 冷却 -8℃)
LPS-P2FIL EM-200USD赤道儀 ORION SSAG TAKAHASI D50mm f 700mmガイド鏡 PHD2 Guiding ステライメージ7
これでも2時間以上の露光をかけてるのですが、空の悪さにはどうしようもありません。

その後29日夜、M33銀河と同様にリベンジ撮影を行いました。
前回よりましな空だったのですが、おりおんショットで違いがわかるでしょうか? TAMRON Zoom(f=17mm F2.8) 30秒×5枚 kissDX

今回は横位置で撮って見ました。
撮影DATA: 2014/10/ 30am 03:40’~ 露出5分・10分×各5枚コンポジット Cooled 60D (気温7℃ 冷却 -12℃) *他のデータは前回と同じ

オリオン大星雲の明るい部分をクローズアップで明瞭に撮るには
かなり良い空の条件が求められるようです。

今年、初撮りしたオリオン大星雲は多段階露光で手間をかけています。


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もう朝方に近くなると北斗七星が東の空に昇ってきます。
雪国はまもなく鉛色の空となり、春を待つことになります。

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雲上くもがみ
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