雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

『 ここは何処?』 目盛り環導入クイズ

2014年11月26日 | 天体写真よろず話
長焦点のVC200Lの撮影ではよりシビアなオートガイドの精度が求められますが、
もう一つ撮影を行う上でやっかいな問題が発生してきます。
それはより狭くなったカメラ写野に撮影対象を導入すること。
もっともこれは自動導入のできない中古のEM-200USD赤道儀を購入し、
焦点距離800mmの反射鏡筒R200SSを搭載したときからの課題でもあります。
その辺の話しは2年前のこちらの記事を参照願います。

相変わらず対象導入に『ガイド星図22時』が必須なのは当時と変わりませんが、
経験を積んだ事により、多少は導入の精度と効率が上がったような気がします。

まだ撮影済みの未処理画像もあるのですが、ちょっと記事がワンパターンになってきていますので
今回は、最近撮影した画像の目盛り環導入の実績を見ていただく事にしました。

いずれの撮影画像も基準星で目盛り環を合わせたあと、
撮影対象の位置に移動させた1回目の確認用試写画像です。

10月30日 M33銀河(さんかく座)
さて ここは何処を撮ったのでしょう?(向きと大きさはだいたい合わせておきました)
( この画像はステラナビゲーターVer9の ” 画像マッピング ” 機能を使って完成画像を取り込んだものです。)
正解は画像クリックで表示されます。

10月30日 NGC253銀河(ちょうこくしつ座)
ここは何処でしょう?
正解は画像クリックで表示されます。

こんなん、分かるわけないって?
実際の撮影時には、暗い屋外で「ガイド星図22時」と小さなカメラモニターで判断してるんですよ。

でも対象に近い基準星を順に選んで接近すれば、1回目からいきなり対象が入る事もあります。
前回記事でお見せしたばかりの銀河です。
11月20日 M74銀河(うお座)
これはわかるでしょう?
正解は画像クリックで表示されます。

次の画像はレデューサー無し(f=1800mm)で一段と導入が困難になるのですが・・
11月20日 M57リング星雲(こと座)
ここは何処でしょう?
正解は画像クリックで表示されます。
短時間でも写ってくれる明るい対象はほんとに助かります。
( 対象は限られますがファイダーだけで直接導入できるごく明るいものもあります。)

1回目の撮影場所が把握できれば、あとは少しずつ動かして予定した構図の位置へ。
それでも平均で3、4回は試写を繰り返すので結構時間がかかります。
*どちらに動かしたらいいかも、事前に頭にいれておいてね。


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もっと難しいクイズになるはずでしたが・・
最近VC200L使用時には今まで以上に導入に慎重になっているので
結構いい線いってましたね。

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雲上くもがみ
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