雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

IC1848胎児星雲、赤子の手をひねるようには・・

2019年11月18日 | 天体写真(星雲・星団)
先月31日夜の3タイトル目になります。
すでに日が替わって空が暗くなってきたので
見かけは大きいけれど たぶんやっかいだろうと思われる星雲に挑戦。
カシオペア座の胎児星雲です。

IC1848 胎児星雲 (カシオペア座) 
( 画像クリックで元画像の25%表示 )
( 上方向が北 になります )
撮影DATA : 2019/11/ 1am 00:43’~  Vixen R200SS+コレクターPH(合成f=760mm)
露出 分 × 枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam ステラショット ステライメージ7

この星雲の隣にある これも大きな赤い星雲 IC1805ハート星雲
毎年のように撮っているのですが
なぜかこちらは単独で撮った記憶が・・

昨年9月に撮った ハート星雲と合わせてステラナビゲータ
画像マッピングしてみました。 ↓
ハート星雲 はわざと傾けて撮影しています ステラナビゲータの赤道座標で表示しています)
2つの星雲を一緒に納めるにはフルサイズカメラで
R200SSの2モザイク撮影でも無理な事がわかります。
( 上図の外枠はf400mmレンズの写野 )

明るさ大きさではハート星雲に引けを取らないのに
これまで撮ってこなかった理由は 星雲にメリハリがないこと。
そこでステライメージマルチバンドシャープを少し変えてみました。

■ トーンカーブ調整まで終わった画像です ↓
これでも かなり無理なカーブでメリハリをつけているのですが・・

■ マルチバンドシャープを「RGB」全体にかける ↓
「RGB」全体にかけるのはいつものやり方ですが、星マスクを使っても星の肥大化(色とび)が気になります

そこで ほとんど赤一色の星雲であることから・・
■ マルチバンドシャープを「R」チャンネルだけにかけてみました ↓
星雲のシャープ化の効果は変わらずに星の肥大化が抑えられています
赤い星雲には効果的かも?

恒例の撮影中の星空です。
( 画像クリックで星座名を表示します )
6分露光を開始した1時頃の様子です ( 固定撮影30秒 6枚コンポジット )

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いよいよ深夜を過ぎると冬の星座が高く上るようになりました。
この夜1時過ぎの南の空にはオリオンが
次回はこの夜のメインテーマだったオリオン大星雲です。
気になる電柱は果たして大丈夫だったでしょうか?

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