栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

「九州の技術」がきっかけで「ガイアの夜明けに」

2006-07-18 11:58:08 | 視点
 「若松の片山です」
電話先で相手はそう名乗った。
「あなたの記事のお陰で、今度『ガイアの夜明け』に取り上げられることになりました(8月29日放送予定)。それでお礼をと思って電話を・・・」
 相手はそう続けた。
「あなたがうちのことを『九州の技術』に書かれていることを知らなくて、『ガイアの夜明け』の取材に来た人に『どこでうちのことをお知りになりましたか』と聞くと、あなたの『九州の技術』に書かれた記事を見せられたのです」

 「九州の技術」とは私のホームページの中の1項目のことである。
元々私がHPを作った目的は九州の技術系中小企業の活性化・技術交流のために技術データベースを作る必要があると感じたからである。
そういう意味では、今回は目論見通りにことが運んだことになる。
 もちろんいままでも似たような話はちょくちょく寄せられていた。
数年前まではラジオでもベンチャー情報を話していたので、そこでの話がきっかけでNHKが取材に来たとか、商品が売れたというお礼の電話をもらったことはある。
ただ多くの場合、そのことを私に言ってくれるのはずっと後になってからで、今回のようにすぐお礼の電話をくれる人は少ないばかりか、お礼を言わない人が最近は増えている。

 九州の技術データベースを作りたい、そういう私の思いとは別に実際の作業は中々捗っていない。
というのも、個人のHPで技術を取材し、それを原稿にしてHPに載せるには時間的にも金銭的にもかなりのコストがかかるからである。
 しかし、今年になって再度九州の技術データベースづくりに力を入れようと思っている。

 上記「(株)かたやま」の記事は<魚肉・畜類肉の高度利用を可能にし、人類に貢献するフードイノベーション「スーペルバ処理法」を開発>と題してHPの「九州の技術」に収録。