栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

性的犯罪、酒・薬中毒犯罪には常習性がある。

2006-09-14 17:06:40 | 雑感
植草教授、今度は痴漢容疑で現行犯逮捕 「覚えない」 (朝日新聞) - goo ニュース
 やっぱりね、というのが率直な感想だ。
前回の時に思ったが、逮捕時に認め、関連物が自宅から応酬されたにも関わらず、裁判で一転無罪を主張した態度に、この人はダメだなと思った。
反省してない。

 この種の犯罪(セクハラ、痴漢、強姦、アルコール・薬中毒)は常習性が指摘されており、またやるのではないかと思っていたが、やはり理性は麻痺してしまったようだ。
 酒さえ飲まなければいい人なんだが、という人は多い。
植草氏もそうだ。
経済学者としては素晴らしく、彼の講演を聴いたこともあるが、感心したのを覚えている。
 ただ、話し方が客観的すぎるというか冷静すぎて、聴衆を魅了するというのには程遠く、生身の人間の話を聞いているというより、TV画面の向こうで喋っているという感じを受けたが。

 このどこか現実感に乏しい彼の姿に、手鏡事件で逮捕のニュースを聞いたときもさほどの驚きはなかった。
なるほど、ありうるね、というのが率直な感想だった。

 問題はこの種の常習性のある犯罪に社会がまだ寛容だということだろう。
むしろ常習性がある犯罪の方が危険で、野放しには出来ないと思うのだが。

 それにしても露骨なセクハラ事件は身の回りにも多い。
50も半ばを超えた身近な人の行為を聞いてビックリしたことがあった。
彼なども普段は柔和な顔をしていて、とてもそんなことをするタイプとは思えなかったが、暗がりでいきなり下半身を押し付けてきたというから、人は見かけによらない。
 いずれにしろ、最近変な人(幼稚な人)が増えているのは事実だ。
思考レベルが下がっているというか、幼稚化している。
そういう人はいつの間にか離れていき、付き合いがなくなってはいるが。