次期衆院選出馬に色気たっぷりだった東国原宮崎県知事が、ここにきてやっと態度を明らかにした。
「解散されても、公示になっても今のところありません」と不出馬を表明したのだ。
決定的だったのは宮崎日々新聞社が5日、県内の有権者100人を対象に行った緊急アンケートの結果だった。
それによると国政転身に「反対」「どちらかといえば反対」が全体の82%にも上っていた。
さすがにこの結果を見て、「それでも出る」とは言えなかったのだろう。
それにしても国政への転身に未練たっぷりというか、煮え切らないというか、この期に及んでもまだ「いまのところありません」と言っている。
思い返せば今回の一連の動きの中で、東国原氏が繰り返し使った言葉がこの「いまのところ」という文句だった。
いまのところ、現時点では、と条件を付けることで、いつでも変わり身ができるようにしていたわけで、なんとも男らしくない態度である。
スパッと「知事の任期は全うする」と言うべきだろう。
言わせてもらえば、まだ政治家に成り立てである。
確かに宮崎県のPRには大きく貢献している。
しかし、それはタレント性に負うところが大きい。
むしろこれから彼の政治姿勢が問われる時なのに、1年あまり知事をやって注目されたからといって、今度は国政でというのは少し奢りが出ているといっていいだろう。
どんな人でも1年目は一生懸命にやっている。
真価が問われるのは半分過ぎた頃からで、その頃に気の緩みと奢りから地が出る。
東国原氏の場合は「女」だと思っている。
人間の癖はなかなか直らない。
彼が過去を本当に反省しているかどうかがこれから問われる時である。
それなのに知事の任期を途中で投げ出し国政に転身するのでは中山前議員とあまり変わらない。
宮崎県民もその辺のところを見ているわけだ。
ただ、元タレントだけあって風向きを見る目だけはしっかりしていた。
これからは変な色気など示さず、きっちり宮崎県知事としての仕事を全うして欲しい。
そうすれば「東国原」の価値はもっと上がるに違いない。
「解散されても、公示になっても今のところありません」と不出馬を表明したのだ。
決定的だったのは宮崎日々新聞社が5日、県内の有権者100人を対象に行った緊急アンケートの結果だった。
それによると国政転身に「反対」「どちらかといえば反対」が全体の82%にも上っていた。
さすがにこの結果を見て、「それでも出る」とは言えなかったのだろう。
それにしても国政への転身に未練たっぷりというか、煮え切らないというか、この期に及んでもまだ「いまのところありません」と言っている。
思い返せば今回の一連の動きの中で、東国原氏が繰り返し使った言葉がこの「いまのところ」という文句だった。
いまのところ、現時点では、と条件を付けることで、いつでも変わり身ができるようにしていたわけで、なんとも男らしくない態度である。
スパッと「知事の任期は全うする」と言うべきだろう。
言わせてもらえば、まだ政治家に成り立てである。
確かに宮崎県のPRには大きく貢献している。
しかし、それはタレント性に負うところが大きい。
むしろこれから彼の政治姿勢が問われる時なのに、1年あまり知事をやって注目されたからといって、今度は国政でというのは少し奢りが出ているといっていいだろう。
どんな人でも1年目は一生懸命にやっている。
真価が問われるのは半分過ぎた頃からで、その頃に気の緩みと奢りから地が出る。
東国原氏の場合は「女」だと思っている。
人間の癖はなかなか直らない。
彼が過去を本当に反省しているかどうかがこれから問われる時である。
それなのに知事の任期を途中で投げ出し国政に転身するのでは中山前議員とあまり変わらない。
宮崎県民もその辺のところを見ているわけだ。
ただ、元タレントだけあって風向きを見る目だけはしっかりしていた。
これからは変な色気など示さず、きっちり宮崎県知事としての仕事を全うして欲しい。
そうすれば「東国原」の価値はもっと上がるに違いない。