栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

中小企業ほど「広報」に力を入れろ

2008-10-27 17:47:28 | 視点
よいモノを作っているだけでは売れない(後)


 ここで、いままでの流れを少し整理してみよう。

1.よいモノを作っているだけでは売れない。
2.売れるためには自社、自社の商品の存在を幅広く知ってもらう必要がある。(社会的認知度のアップ)
3.そのために情報発信(広告宣伝、広報、口コミ材料の提供)を積極的にする必要がある。
4.大手企業は積極的に情報発信を行っているが、中小企業は情報発信が量、質ともに弱い。
5.中小企業は資金力が弱いが故に口コミに頼ろうとするが、口コミは情報の広がりが弱く、内容の精度に問題があることもある。

 実は私が中小企業の情報発信力の弱さに気付いたのは20年近く前だった。
取材等で地方に行けば行くほど、よいモノを作っているのに、あまり知られていない、知る人ぞ知るみたいな企業が結構あった。
 総じてそうした企業は職人的で、高い技術力を持っている割には商品があまり売れてなかったり、自社製品のよさをアピールすることも、特徴を説明することも下手だった。

 かといって、売り上げに無関心というわけでもなく、いまよりもう少し売り上げを上げたいと思っている。
ただ、実態以上に仰々しく宣伝して、大量に販売したいとは思っていない。
そんな中小企業に数多く出会った。

 そこで私が始めたのが、


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