栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

危機をチャンスととらえよう。(2)

2009-01-14 11:42:10 | 視点
 社名は中野建築システム(株)。「栗野的視点」の読者の皆様なら中野建築システムという社名にご記憶があると思うが、ご存じない方はHP内の「栗野的視点」に「社員を後継者にした中小企業の創業者(2)~1人1億円を売り上げる少数精鋭企業、中野建築システム」を一読いただきたい。

 この記事を書いたのはちょうど1年前。それから半年後に不動産不況が始まり、年末にかけて半導体・自動車産業が未曾有の不況に見舞われたわけで、同社もかなり影響を受けているのではないかと案じていた。

 同社がユニークなのは毎期予算は社員5人で5億円と決めていて、それ以上しないことだ。ところが2年前、すでに来期の予算まで達成してしまったから、以来、来期への「貯金」をしながら仕事をしていることになる。

「先義後利」の精神で

 お客様のために--。
同社の姿勢を一言で表現すればこうなるだろう。
月並みな言葉かもしれない。ただ、同じように「お客様のために」と言いながら、ど
こかで不正な手段を講じていたり、経営破綻したところもある。
 どこが違うのか。
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 いまから12年前、取材で出会ったある人の言葉を思い出す。
「茶筅のごとくありたい」
 彼は自らをそう語った。
 茶筅--茶事の道具でありながら、唯一・・・

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