栗野的視点(Kurino's viewpoint)

中小企業の活性化をテーマに講演・取材・執筆を続けている栗野 良の経営・流通・社会・ベンチャー評論。

旨い酒造りにこだわる6代目の挑戦(2)~こだわりの焼酎づくり~

2009-01-30 18:33:38 | 視点
こだわりの焼酎づくり

 「それにしても人が多すぎるな」

社長に就任し、経営者の目で社内を見回した時、売上高と人員がアンバランスなことに気付いた。

大手企業ならリストラをするところだ。いや大手に限らず、再建第一に考えるなら、まずリストラに着手すべきだろう。

だが、輝行はそうしなかった。

「地場中小の蔵は社員といっても皆地元の人で、それこそ父や祖父の代から働いてくれている人達ばかりですから、大手企業のように非情にはなれませんよ」

 かといって余剰人員を抱えたままでは経営がおかしくなる。

そこで輝行が打った手は新商品の開発だった。

新商品を開発し、商品アイテムを増やすことで、皆の仕事を増やそうと考えたのだ。

 最初の1年間は機械の購入や、試作の繰り返しなどの、いわば「仕込み」に追われた。

 よそと違うもの、よそに負けないものを造りたい。おいしくて、個性のあるものを・・・。

そう考え、材料、段取り、仕込み、方法などを一つ一つ見直していった。



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池亀酒造・蒲池輝行社長がこだわって造った麦焼酎「ちくご胡座」