ツグミを見に行ったとき、高台で足元を見たらもうカントウタンポポが
咲いていました。
まわりを見たら枯葉に隠れるようにタンポポが3個ほど咲いていました。
何気なく接写したら、小さな葉が花にかかっていました。
最初は葉が邪魔をしていると思い撮り直しましたが、パソコンに取り
込んだ画像を見て、1枚の葉がロゼットの中から自然に顔を
出して花に寄り添っており価値があると気づきました。
ロゼットとは、多年草の冬越しの姿です。茎がなく葉が地面に
べったり放射線状に広がっている様子をいいます。
もともとは「小さなバラ」のことです。
タンポポは春になってたくさん咲き揃っているのもいいですが、
真冬にロゼットから顔を出したタンポポの黄色い花を見て
寒い中よくがんばって咲いたねとほめてやりたくなりました。