50年ほど前に小さな建売住宅を買ったときは庭に
木が少なくさびしかったです。
5月の連休のとき、実家の近くの山で木を探しましたが
めぼしい木は見つかりませんでした。
尾根筋で若葉のいっぱい茂る木の根元から出た小枝を
抜いて自宅に持ち帰りました。
若葉は赤茶色だったことを今でも覚えています。
それが馬酔木(アセビ)でした。
庭木として価値がないことがわかりましたが、田舎の山の
記念樹として大切に育ててきました。
馬が食べると酔って足がなえることから馬酔木の名が
つきました。
シカの食害が進んでいる山でも馬酔木は残っています。
以前、天城の八丁池に行ったとき馬酔木の白い花が
山道沿いにあふれるように咲いていました。
万葉集に馬酔木を詠んだ歌が多くあります。
池水に影さへ見えて咲きにほう
あしびの花の袖に扱入(こき)れな
大伴家持
木が少なくさびしかったです。
5月の連休のとき、実家の近くの山で木を探しましたが
めぼしい木は見つかりませんでした。
尾根筋で若葉のいっぱい茂る木の根元から出た小枝を
抜いて自宅に持ち帰りました。
若葉は赤茶色だったことを今でも覚えています。
それが馬酔木(アセビ)でした。
庭木として価値がないことがわかりましたが、田舎の山の
記念樹として大切に育ててきました。
馬が食べると酔って足がなえることから馬酔木の名が
つきました。
シカの食害が進んでいる山でも馬酔木は残っています。
以前、天城の八丁池に行ったとき馬酔木の白い花が
山道沿いにあふれるように咲いていました。
万葉集に馬酔木を詠んだ歌が多くあります。
池水に影さへ見えて咲きにほう
あしびの花の袖に扱入(こき)れな
大伴家持