ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

庭に咲いた馬酔木(アセビ)

2020年02月21日 | 日記
50年ほど前に小さな建売住宅を買ったときは庭に
木が少なくさびしかったです。
5月の連休のとき、実家の近くの山で木を探しましたが
めぼしい木は見つかりませんでした。



尾根筋で若葉のいっぱい茂る木の根元から出た小枝を
抜いて自宅に持ち帰りました。
若葉は赤茶色だったことを今でも覚えています。

それが馬酔木(アセビ)でした。
庭木として価値がないことがわかりましたが、田舎の山の
記念樹として大切に育ててきました。
馬が食べると酔って足がなえることから馬酔木の名が
つきました。
シカの食害が進んでいる山でも馬酔木は残っています。
以前、天城の八丁池に行ったとき馬酔木の白い花が
山道沿いにあふれるように咲いていました。

万葉集に馬酔木を詠んだ歌が多くあります。
池水に影さへ見えて咲きにほう
あしびの花の袖に扱入(こき)れな
           大伴家持

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。