ぶな太の四季折々

身近な四季の花をカメラで追って

こども自然公園の小さな梅林

2020年02月23日 | こども自然公園
こども自然公園に小規模な梅林があります。
10日ほど前は緑萼梅はまだつぼみでしたが、
昨日は花が開き切って緑萼梅らしさがあまり
感じられませんでした。







萼が薄緑なので緑萼梅の名前がつきました。
以前、公園側では「梅まつり」の旗を会場に掲げて
いましたが、今は旗がなくなり自然公園らしく
なりました。
観梅客は少なくマスク姿をあまり見かけませんでした。





池には渡り鳥のキンクロハジロが約20羽いました。
池に近寄ったらカモは餌を求めて一斉に集まってきて、
だましたような後めたさを感じました。
帰りにもう一度、池に立ち寄ったら中年の女性が
人のいない池の奥で遠慮がちに餌をあげていました。
カモは一斉に集まってきましたが、餌付けされた
カモは無視しました。

公園の奥の黄色い花のマンサスは見ごろでした。
枯れた葉のついたままの花は趣がありました。
50代の男性2人がマンサクにカメラを向けて
いるのを見て好感をもちました。



この公園にくる楽しみは鳥探しですが、自然度が
年々失われてアオジ、ツグミ、シロハラ、アカハラ、
ジョウビタキ、ルリビタキなどの冬鳥が見られなく
なり残念です。


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散歩道でハコベを探して

2020年02月22日 | 日記
散歩道の道端にハコベが咲いていました。
小さな白い5弁花で目立たないです。



ハコベから高校時代の国語の教科書に載っていた
島崎藤村の「千曲川旅情の歌」を思い出します。

小諸なる古城のほとり
雲白く遊子悲しむ
緑なす繁縷(はこべ)は萌えず
若草も籍くによしなし
以下省略

ハコベを詠んだ正岡子規の俳句があります。
カナリアの餌に束ねるはこべかな
ハコベは春の七草の一つで食用になり栄養価が
高いようです。

高台の地神塔のそばにミモザがありましたが、
台風で幹が根元から折れてしまいました。
長年今ごろ黄色い花を楽しんできただけに残念です。





近くのお屋敷のように広い農家の納屋のそばに
薩摩紅梅が鮮やかに咲いていました。

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庭に咲いた馬酔木(アセビ)

2020年02月21日 | 日記
50年ほど前に小さな建売住宅を買ったときは庭に
木が少なくさびしかったです。
5月の連休のとき、実家の近くの山で木を探しましたが
めぼしい木は見つかりませんでした。



尾根筋で若葉のいっぱい茂る木の根元から出た小枝を
抜いて自宅に持ち帰りました。
若葉は赤茶色だったことを今でも覚えています。

それが馬酔木(アセビ)でした。
庭木として価値がないことがわかりましたが、田舎の山の
記念樹として大切に育ててきました。
馬が食べると酔って足がなえることから馬酔木の名が
つきました。
シカの食害が進んでいる山でも馬酔木は残っています。
以前、天城の八丁池に行ったとき馬酔木の白い花が
山道沿いにあふれるように咲いていました。

万葉集に馬酔木を詠んだ歌が多くあります。
池水に影さへ見えて咲きにほう
あしびの花の袖に扱入(こき)れな
           大伴家持

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身近な河津桜を満喫しています

2020年02月19日 | 日記
駅に行く途中の河津桜が見ごろになりました。
高台の広い敷地の擁壁の上に4本の河津桜が咲くと
御殿のように輝きます。
20m離れた市道から見ても華やかさを感じます。







幸いに駐車場と隣接しており自由に近づけます。
買物の帰りにスマホで撮りましたが、使い慣れた
デジカメで撮り直しました。
松に近い木は擁壁から枝が下垂れしていました。
河津桜は寒緋桜と大島桜の自然交配種の早咲きの桜で、
ピンクの花色が鮮やかです。

河津桜は伊豆半島の河津町に行って見るのが最高で
昨年の今ごろ家族で本場の河津桜を満喫しました。
河津桜祭りは各地で行われていますが、地元の事業
成功者のお陰で身近に河津桜が見られることを
ありがたく思っています。





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庭の豊後梅(ブンゴウメ)

2020年02月18日 | 日記
庭の豊後梅(ブンゴウメ)が咲きました。
萼は赤紫色で花も実も大きいのが特徴です。
梅と杏子の自然交雑種といわれます。





果樹ですが庭の梅はここ20年くらいほとんど
実が成りません。
家では観賞用にしており、樹形が落ち着くまで
かなりの時間がかかりました。
今は5月ごろ新しい太い枝が出たら元から切り
落とし、細い枝を残しています。

豊後梅の開花が遅れた思い出があります。
昭和45年、当時横浜線で八王子の会社まで
2時間かけて通勤していました。
その年は厳寒の冬が続き朝の気温は氷点下が
多かったです。
冬の間、会社の単身寮に入って週末に家に
帰っていましたが、その年の庭の豊後梅の
開花は遅れて、3月20日ごろだった記憶が
残っています。

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トチノキの白い花を探して

以前からブナとトチノキの愛好者です。 出身が栃木県であることもありますが、20数年前に パリに社員旅行したとき、エッフェル塔より車窓から見た 街路樹の白い花が印象に残りました。