香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

母の七回忌に寄せて

2018年08月25日 21時38分20秒 | 篆刻

今年は、早くも母の七回忌。

姪っ子たちと会うのは、三回忌以来の4年ぶり。

三回忌の時は、姉のお孫ちゃんが一人だけだったのが、この4年の間に姉に二人目の孫が生まれ、私の孫も加わりました。

なかなか集まる機会がないので、思い立って二人の姪と新たに加わった姪の子に印を作りました。

見出しの印の真ん中が姪の子の印で、名前に因んで音符形にしました。

両脇は姪っ子たちの印で、二人とも母と同じ「美」が付くので、ふっと母の貼り絵の落款を思い出し、その形を元に、他の文字もそれに合うように作りました。

その母の貼り絵の色紙作品がこちら↓

落款も和紙で作って貼ってあります。

母が亡くなった後、やはり「美」の付く姉に、この形で印を作りました。

母も生前、この形で作って欲しかったかもなあ~

集印帖には、和紙に押したその印影も貼りました。

右下の二つは、三回忌の時に、姉の初孫に作ったものです。

これもせっかくなので一緒に貼りました。

母にとっては、唯一抱くことができた初ひ孫です。

 

そして、三回忌より賑やかになった七回忌もあっという間に終わりました。

2018.11.22追記:姉の誕生日に、同じ雰囲気で印を制作。

そして、折帖にも追加しました。

コメント (4)