香彩日記

一筆入魂!今の思いを『書』に込めて。

第42回 東京夏期大講習会に参加して

2019年08月04日 22時46分50秒 | 書の学習

一昨日から3日間、11年ぶりに書写技能検定協会主催 夏期大講習会の毛筆指導者コースに参加してきました。

前半は、漢字と仮名の古典臨書学習。

後半は、小作品(半切1/2)と条幅の創作作品の制作。それぞれ4種類の課題を好きな書体で書きました。

見出しは、その8作品です。
時間が限られているので、どれも完成とは言えませんが。

久々に勉強会に参加して、良い刺激を受けました。

何より、遠方の友人が一緒に参加してくれて、楽しかったです

今回、一番たくさん書いたのは、条幅の金文。

担当の先生の専門が篆書だとお聞きして挑戦してみましたが、細すぎるとダメだしされ、最後のつもりで太目に書いたものもまだ細いと言われ、皆さんが片づけを始める中、イチかバチかで思うままに書いたのが見出しに載せたものです。

まだ細いと言われた作品と見出しの書を並べて撮ってみました。

確かに、左は金文の面白みに欠けるし、硯の「見」の足の部分がポキポキ折れそうです。

ようやくOKもらえた右の見出し作品ですが、草書の落款が本文と不調和なので骨力豊かに行書も入れて書くようにと講評いただきました。

来年はオリンピックがあるので、少し時期をずらしてお盆の頃に開催されるようです。

書写検定を受験する方用のコースもあります。

コメント (4)