石田衣良さんの小説「清く 貧しく 美しく」は、一緒に暮らす大手ネット通販の巨大倉庫でアルバイトをしている堅志30歳とスーパーでパートをしている日菜子28歳のお話。
合わせて年収300万円台。つましくても、お互いに褒め合い、支え合う生活。
読み始めは、先の見えない暗さを感じましたが、堅志に正社員登用の話が舞い込んだり元恋人があらわれたり、日菜子にもやりたいことが見つかったり、別の異性が現れたり、物語はどんどん動いていきます。
2人の貧しくて正しくなくても、清く美しい生活はどうなっていくのか…
予想通りのラストにホッとした後、解説の最後の方を読んで、さらに、なるほど!と思いました。
また読んでみたい本に出会えました。
ありがとうございます😌
本の帯の言葉にも惹かれますね!
楽しんでいただけますように