※5月13日付けの記事は、諸事情により全面差し替えさせていただきます。
なお、本稿は、別のブログサイトに投稿した内容に一部手を加えたものです。(2010.08.10筆者拝)
落語でも、演劇でも、客席から見て「右側が上手(かみて)、左側が下手(しもて)」とされている。
主人公あるいは位の高い人は、舞台の右袖から登場し、観客に左の横顔を見せてお芝居をするのが、一応のパターンなのだそうだ。(敢えてパターン崩しに挑戦する前衛的な演出も有るだろうが、ここでは例外としておく。)
これは、「人間の心理が『右から左へ』の流れを自然だと感じる」という仮説に基づくものらしい。
もっとも、本当は逆で、似たような事象をいろいろ研究しているうちに、こういう仮説が生まれた、と考えるべきかも知れないが。
この仮説は、テレビの世界にも当てはまるようだ。
例えば、「ウルトラマン」の必殺技「スペシウム光線」は、画面の右から左に向かって発している。言われてみれば、「仮面ライダー」やその他のヒーローたちも、敵と対峙する場面では、画面の右側に立っているような気がする。(すべての場面を検証したわけではないが…)
日本人は文章を右から左へ読むことに慣れているため「右=過去、左=未来」という時間軸を構築している、との推測も成り立とうが、ところがどっこい、この話は、洋の東西を問わないようだ。
先に挙げた演劇の例でもそうだし、米国ハンナバーベラ社製のアニメ「チキチキマシン猛レース」でも、画面左側にゴールを想定し、各車は左に向かって走っている。
もし、この仮説が正しいとしたら…‥
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