【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

美しい時間への誘(いざな)い

2007-04-24 17:22:53 | ハーブと香り雑学
   久し振りに望んだ今朝の日の出は、
  こんな霞のかかったものとなりました。

   そして、巡って今夜は、
  「上弦の月」 ですね。
  今宵は眺める事が出来るでしょうか。

   アンは、言うまでもなく、
  お月様が大好きですが、
  アンの本には、こんな記述があったものです。

 



   “全ての疑惑や嫉妬や憤りは、
  上弦の月 の行く所へ行ってしまった。
  アンは自信を感じ、陽気な快活な気持ちになった”

                        【「炉辺荘のアン」 第43章】

 


   いつも前向きで、
  善意の印象の強いアンには、珍しい記述です。

   でも、ちょっとほっとさせられます。
  それにしても、「上弦の月」 と言うのが面白いです。



   最近、ついつい飲むのを
  忘れてしまっている、
  ローズマリー・ワイン。
  久し振りに頂いてみますと・・。

   ローズマリーの風味が
  一段と増し、以前より美味でした。

   安物のワインですが、
  (ハーブワインにはその方が良い)
  長く置けば置く程、
  ローズマリーの成分が抽出され、
  発酵するからなのでしょうね。

   ついでに芳香浴も。
  ローズマリーの枝だけでも良いのですが、
  私はオイルとの兼用です。

   オイルだけですと、すぐ香りが飛ぶのですが、
  これだと最後まで香っています。
  朝使うと、気分がシャキッとするのでいいですね。



   あれから友達は、白のレース糸も
  持って来てくれて・・。

   さて、さて、
  “何を作りましょうか・・”
  今、思案中です。

   レース編みの本って、
  それ自体も夢があって
  素敵ですよね。

   細い1本の糸ですのに・・
  花を咲かせ、蝶を舞わす事も
  出来る魔法の糸・・。

   その上、背景の落ち着いた家具や、
  ランプ等の調度品にも、心惹かれます。

 



「・・・奥さん、あの新しいレースのテーブル掛けを使うのに、
こんないい機会はありませんよ。
あんな物はグレンで見た事がありませんから、
きっと大評判になるに違いありませんよ。・・・」


                   

   “誰一人、100番の糸で編んだ5インチもの幅の
  クローセ編みレースを飾りに付けた
  エプロンを持っている者はいないと思うと、
  良い心持ちだった。”
                     
                      以上 【「炉辺荘のアン」 第34章】

 


   レースがこれだけ話題になるなんて・・。
  ある意味、現代以上に優雅で、
  洗練された社会だったような気がします。