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こんな霞のかかったものとなりました。
そして、巡って今夜は、
「上弦の月」 ですね。
今宵は眺める事が出来るでしょうか。
アンは、言うまでもなく、
お月様が大好きですが、
アンの本には、こんな記述があったものです。
“全ての疑惑や嫉妬や憤りは、
上弦の月 の行く所へ行ってしまった。
アンは自信を感じ、陽気な快活な気持ちになった”
【「炉辺荘のアン」 第43章】
いつも前向きで、
善意の印象の強いアンには、珍しい記述です。
でも、ちょっとほっとさせられます。
それにしても、「上弦の月」 と言うのが面白いです。
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忘れてしまっている、
ローズマリー・ワイン。
久し振りに頂いてみますと・・。
ローズマリーの風味が
一段と増し、以前より美味でした。
安物のワインですが、
(ハーブワインにはその方が良い)
長く置けば置く程、
ローズマリーの成分が抽出され、
発酵するからなのでしょうね。
ついでに芳香浴も。
ローズマリーの枝だけでも良いのですが、
私はオイルとの兼用です。
オイルだけですと、すぐ香りが飛ぶのですが、
これだと最後まで香っています。
朝使うと、気分がシャキッとするのでいいですね。
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持って来てくれて・・。
さて、さて、
“何を作りましょうか・・”
今、思案中です。
レース編みの本って、
それ自体も夢があって
素敵ですよね。
細い1本の糸ですのに・・
花を咲かせ、蝶を舞わす事も
出来る魔法の糸・・。
その上、背景の落ち着いた家具や、
ランプ等の調度品にも、心惹かれます。
「・・・奥さん、あの新しいレースのテーブル掛けを使うのに、
こんないい機会はありませんよ。
あんな物はグレンで見た事がありませんから、
きっと大評判になるに違いありませんよ。・・・」
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“誰一人、100番の糸で編んだ5インチもの幅の
クローセ編みレースを飾りに付けた
エプロンを持っている者はいないと思うと、
良い心持ちだった。”
以上 【「炉辺荘のアン」 第34章】
レースがこれだけ話題になるなんて・・。
ある意味、現代以上に優雅で、
洗練された社会だったような気がします。