
ばかり思っていましたら・・。
降っているのか分からないような
霧雨。音もなく静かな雨です。
その後は、やんでいる時の
方が多いでしょうか・・。
今も降っていません。
それにしても、
この季節にして又々、寒くなりました。
何でも冬型の気圧配置とか。
今年は天候が本当に変ですね。
そんな中で薔薇が満開です。
おまけにそれは、
直径15㎝もあろうかという大輪。
早速切り取って花瓶に。
たった3輪だけですが、
芳香は、健在。俄かにクラッ!
部屋の中は薔薇の天然アロマ。 嬉しい悲鳴を上げています。

【虚い行く時の中で珠玉の寛ぎ】

【静かに時を刻んだ街】

【初夏の風に揺れる美しい花房】
さて、昨日の続き。
ホテルの部屋は瀬戸内海に面していますが、裏は山。
朝は、鶯の鳴き声に目覚めます。
2日目も快晴でしたが、海は靄(もや)がかかっているよう。
しかしながら・・透き通る風に身をさらし、時折小さな漁船が行き交う光景や、
これも小さな島々の浮かぶ鏡のような海を見るともなしに眺めているだけで、
心も身体も、リフレッシュ。いつの間にか心のフックが、カキンと音を立てて外れたようです。
こちらには、もう何度も来ていますが、
【前々回】 心残りだった、
室積(むろづみ)の街を歩いて見ることに。
古くから海上交易の栄えた町だったようで、その面影が至る所にあります。
又、普賢寺(ふげんじ)を初め、(来る5月14、15日が大祭のようです)
幕末には岩城(いわき)第二騎兵隊を決起した寺、専光寺等など・・名所、旧跡も。
それこそ、写真のような “時を静かに刻んで来た” 街を
そぞろ歩くのもいいものですね。そう言えば、レンタサイクルの観光客もちらほら・・。
ところで写真の藤は、雪舟庭園内のものです。
雪舟の庭は、島根県の益田や山口が有名ですね。
それにしても、今回ほど至る所で藤の花を見た事はありません。
それは、高速道路の山並みにも。
大きな花穂を下垂させて咲く薄紫の藤の花には、
他の花木とは異なる風情が感じられます。ほっと心和む瞬間です。