爽やかな天気が続きます。こちらは今日も五月晴れ。
今年は、これまであまり春を感じる時がありませんでしたので、
その遅れを一気に取り戻すかのように輝いてくれている太陽。
緑もキラキラ、目に眩しくて。
光と、木の葉の織り成す、まるでレースのような透かし模様も健在です。
今日この日、今この時、しっかり謳歌しなければ・・と思います。
さて、ひっきりなしに咲いていた
薔薇が今は、ひとまずお休み・・と
昨日も記しましたね。
そこで取り出したのが、
一昨日も紹介しました、
“薔薇の花びらジャム” です。
今日は紅茶に浮かべて
“ロシアンティー” と
行きましょうか・・。
蓋(ふた)を開けた瞬間、
フワ~ッと薔薇の香りに包まれます。
紅茶と薔薇の香りが微妙に絡み合って絶妙な香り・・。幸せの瞬間です。
スプーンに軽くひと匙(さじ)入れただけですが、薔薇茶の趣き。
こうなりますと、トレーは手描きの薔薇の物を。勿論、カップも。
尤も、これらは以前に紹介済みですね。
アラッ!? 偶然ですが、薔薇柄のワンピースを着ていましたわ。
紅茶片手の読み物は、今日もアガサ・クリスティーです。
今日の本の題名は、「もの言えぬ証人」。
やはり今回も表紙の犬の絵(名前はボブ)は、暗示的です。
そうそう、先日の 「三幕殺人事件」、読了しました。
又々、最後の最後にどんでん返し。ポアロの推理に脱帽です。
それにしても、“ヴィクトリア風・・” と言った言葉、良く出て来ます。
所謂、時代やファッション、インテリアなどではなく、気質とか考え方という意味で。
(時代的には、アンの時代ともダブります)
日本で言えば、さしずめ “明治” でしょうか・・。
明治気質(めいじかたぎ)なんて、言いますものね。
このように、アガサ・クリスティー物は推理の面白さも然る事ながら、
ハーブ、お茶、インテリア等など・・英国の格調高い暮らしぶりを
垣間見る事が出来ますので、興味津々です。