【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇の花咲くティータイム

2010-05-30 16:06:26 | A・クリスティーの館


     爽やかな天気が続きます。こちらは今日も五月晴れ。
    今年は、これまであまり春を感じる時がありませんでしたので、
    その遅れを一気に取り戻すかのように輝いてくれている太陽。

    緑もキラキラ、目に眩しくて。
    光と、木の葉の織り成す、まるでレースのような透かし模様も健在です。
    今日この日、今この時、しっかり謳歌しなければ・・と思います。



   さて、ひっきりなしに咲いていた
  薔薇が今は、ひとまずお休み・・と
     昨日も記しましたね。

     そこで取り出したのが、
     一昨日も紹介しました、
   “薔薇の花びらジャム” です。

      今日は紅茶に浮かべて
      “ロシアンティー” と
       行きましょうか・・。

     蓋(ふた)を開けた瞬間、
    フワ~ッと薔薇の香りに包まれます。
    紅茶と薔薇の香りが微妙に絡み合って絶妙な香り・・。幸せの瞬間です。

     スプーンに軽くひと匙(さじ)入れただけですが、薔薇茶の趣き。
    こうなりますと、トレーは手描きの薔薇の物を。勿論、カップも。
    尤も、これらは以前に紹介済みですね。

     アラッ!? 偶然ですが、薔薇柄のワンピースを着ていましたわ。
    紅茶片手の読み物は、今日もアガサ・クリスティーです。

     今日の本の題名は、「もの言えぬ証人」。
    やはり今回も表紙の犬の絵(名前はボブ)は、暗示的です。

     そうそう、先日の 「三幕殺人事件」、読了しました。
    又々、最後の最後にどんでん返し。ポアロの推理に脱帽です。

     それにしても、“ヴィクトリア風・・” と言った言葉、良く出て来ます。
    所謂、時代やファッション、インテリアなどではなく、気質とか考え方という意味で。
    (時代的には、アンの時代ともダブります)

     日本で言えば、さしずめ “明治” でしょうか・・。
    明治気質(めいじかたぎ)なんて、言いますものね。

     このように、アガサ・クリスティー物は推理の面白さも然る事ながら、
    ハーブ、お茶、インテリア等など・・英国の格調高い暮らしぶりを
    垣間見る事が出来ますので、興味津々です。