久し振りの青空になりました。
ただ相変わらず気温は低く、
正午の室温は、19度。
昨日以上の寒さです。
昨夜もそうだったのですが、
薄手のカーディーガンでは寒く、
とうとう毛糸物を取り出しました。
“クリーニングに出していなくて
良かったわ・・” なんて思いながら・・。
そんな中、去年から遅れる事
数日、白十字の花、
どくだみの一番花? が開きました。
随分、遅れた・・
なんて思っていましたから意外です。
どくだみの花は、どちらかと
言いますと、日向(ひなた)より
日陰が似合いますね。
路地裏に、ほの白く浮き出すように咲く清楚な佇まいには風情があります。
しかしながら旺盛な繁殖力ですので場合によっては、
邪魔な存在に感じる方もいらっしゃるかも知れません。
でも我が家にとっては貴重なお茶資源。
夏などは麦茶代わりにガブガブ頂きますから。
今年になって、今まで1本も生えていなかった東側(道路側)に確認。
でも、フェンス1枚隔てただけのお隣の敷地には全く生えていません。
これこそ、いとをかし ~ですね。
どくだみについては、これまで何度も記していますので重複するかも知れませんが、
「毒溜め」 という名前の由来にもなったように、独特の異臭がありますね。
しかし貝原益軒によって、毒どころか10種の薬効があるといった事から、
「十薬」 と呼ばれるようになりました。
毒を溜めるのではなく矯(た)めて、
(改め直して)毒下しをするという意味なのでしょうね。
さて、今日のタイトル 「白い追憶」。
何と、ロマンティックな・・と、誰しも思いますね。
このまま映画のタイトルになっても、ちっともおかしくありませんもの。
でも、これは正真正銘、どくだみの花言葉です。
因みに。今、野で盛りの 「春紫苑(ハルジオン)」 は「追憶の愛」。
「春紫苑(ハルジオン)」 はまだしも、どくだみにとってこの花言葉は、
せめてもの名誉挽回といった処でしょうか・・。
開花と言えば・・。
蕾だったセージも、
続々とその花を開いています。
これも冬の間は全く姿を見せ
なかった「半夏生(ハンゲショウ)」。
やっと、その顔を
覗かせるようになって来ました。
尤も、白いお化粧は、
もう少し先のようですが・・。
そうそう、「薔薇の花びらジャム」、
やっと手に入りました。
まだ頂いてはいないのですが、
瓶の外からも花びらが、
一杯詰まっているのが見えます。
いずれにしても楽しみです。