【蝋燭立てに】
【ポプリを入れて】
連日の雨で明けました。
それもかなりの大雨。
風もあり、ちょっとした嵐状態に。
気温の方も昨日より更に下がって
21度。じっとしていますと、
寒さを覚えます。
~なんて、これは午前中までの事。
午後になって雨も上がりますと、
今度は途端に蒸し暑さも・・。
相変わらず変なお天気です。
“・・・今はやんでいるが
1日中雨が降っていた ――
ライラックの匂いのする
雨だった ――
・・・ 略 ・・・
風のおばさんが、
蝦夷松の梢だけをそっと
そよがす穏やかな雨の日が好きだ。
又、荒れて嵐がかった、雨が滝のように降る日も好きである。
雨で閉じ込められるのもいい ――
雨がざあざあ屋根にぶつかり窓ガラスを叩き、
軒からほとばしり落ちる一方、風のおばさんが森や庭で
気の狂った魔法使いのおばあさんのような金切り声を
張り上げるのを聞いているのは楽しい。”
【「エミリーはのぼる」 第2章】
それにしても、ライラックの匂いのする雨だなんて・・。
だとしましたら・・こちらは、さしずめ “ローズゼラニウムの匂いのする雨” でしょうか・・。
ここに来て咲き誇っていますから。
【花びらデザート】
さて、今日の硝子たち。
先日、叔母から貰った物です。
(叔母と私は趣味が似ていて、叔母にとって不用品をこうして持って来てくれます)
このような硝子物、高価な物を上げればきりがありませんが、
私は、どんな物でも硝子製品は好きです。
(だからと言って頂き物が安物と言っている訳ではありません)
台付きの硝子(曽我硝子)には、写真のように蝋燭を載せたり、ポプリを・・。
「花びらデザートを召し上がれ・・」~なんて。
蓋付きの容器(ドイツ製)には、今年採れた薔薇のポプリを入れてみました。
これらは、どれもしっかりした厚みがあります。おまけに大好きな葡萄柄。
これら硝子物は、光の反射を受けてキラキラ。(蝋燭の灯りにも)
今日のような、はっきりしない天候の日には、ぴったりのような気がします。