【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

クリスタルなお茶時間

2010-05-16 15:55:15 | 煌きの硝子(ランプ含む)


     今日も快晴となりました。
    起床時の気温は、18度を僅かばかり切る程度。

     ここ何日か16度という、1ヶ月前の気温が
    続きましたので、随分暖かく感じたものです。

     でも、この気温だって本来のものではありませんけれど。
    しかしながら日中は、昨日以上の暖かさとなりました。

     さて最近、とみに外出する事が多くなって来ました。
    (そう言えば、去年の今頃は・・
    新型肺炎騒動? はピークでしたね)

     今日は久し振り、クリスティー片手に家でゆっくりお茶・・としましょうか・・。
    アラッ!? 「クリスタル」 と 「クリスティー」、似ていますわね。
    言うまでもなく、アガサ・クリスティーの事です。念のため。

     と言っても、『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 は、
    オープン致しません。

 

   今日は、クリスタルな花? である、ランプや花瓶にスポットを当てましたから。
  従ってカップは以前、紹介済みのものです。~なんて。
  
   (記事の性質上、どうしてもカテゴリーがダブってしまっています。
  せめてこんな風に区別しています)

   ただ季節柄、沢山の薔薇の花に囲まれてのゴージャスなものになりました。
  となれば、お茶も薔薇色の薔薇茶ですね。
  (薔薇と対照的な可憐なピンクの花は、ランタナです)

   お茶請けは先日の山口で自分用に求めた、【月でひろった卵】
  本当に上品で美味しいお菓子。こちらも、ちょっぴり久し振りです。

   ところで、クリスティー作品は 「蒼ざめた馬」 を読了。
  今回は、ハーブは出て来ませんでしたが、(毒薬「タリウム」) さすが英国。
  
   お茶のシーンは、ふんだんに出て来ますし、魔法? も。
  昨日からは、息抜きに短編集を。

   それに、いつもの事ながらのどんでん返し。
  又、このような翻訳本に共通した、御婦人方 の言葉の美しさなど・・興味は尽きません。
  御婦人方・・こんな言葉だって、つい使ってみたくなるから不思議です。
  
   それにしても、花瓶に初めは3本だった薔薇の花。いつの間にか増えて・・。
  お茶を頂いていますと、その花びらがひらひら・・。

   薔薇の花びらですから、落ちるに任せてそのまま・・。
  薔薇の花びらのテーブルセンターなんて、ロマンティックですこと!

   そうそう、余談ながら花の終わりの言葉。
  椿は 「落ちる」、桜は 「散る」、牡丹は 「崩れる」、紫陽花は 「枯れる」、
  百合は 「萎(しお)れる」 と言うのだとか・・。

   花によって言葉を変えるという日本人ならでは・・の繊細さ。
  こんな美しい言葉で短い花の生涯を最期まで看取った、日本人の心を思います。