

【1年振りの再訪「オニヤンマ」】

やっと上がりました。
今日は、カラッとして
爽やかな天気になりました。
それにしても良く降ったこと!
たった 2日間だけですのに、
庭に下り立ってみますと・・
何だか新鮮。
緑も一段と瑞々しく
なったような気がします。
“19―年 5月25日
愛する日光よ、
何とあなたは
力ある薬だろう。
1日中私は妙なる
白い花嫁姿の世界の美しさの中で喜んだ。・・・ 略 ・・・”
【「エミリーの求めるもの」 第11章3.】


前述のように様相が一変・・?
紅葉の樹の根元に待ち兼ねて
いた、オキザリスが顔を出したかと
思えば、オニヤンマも来訪。
雨上がりの朝は、何とも
賑わいがあり、活気もあります。
我々人間だって良いお天気だと
心が弾むのですから、
植物だって昆虫だって一緒ですね。
ただ連日の雨で、意外にも香りマーガレットが180度、お辞儀を・・。
花も葉っぱも、大層しっかりしていますのに・・。
一方、花も葉っぱも・・見るからに弱々しい、長実雛罌粟(ナガミヒナゲシ)などは、
相も変わらず、何事もなかったような顔をして真っ直ぐに立っています。
こんな時、野の花の強靭さを思います。
そうそう、セージが開花まで後一息。
そしてこれも青い花、「スカエボラ」(別名:「ファンフラワー」)が開花しました。
別名は、その姿が扇を広げたように見える事から付けられたようですね。
心が何となく疲れていたり、なぜか頑なにあるいは依怙地になって、
変に息苦しい時など、庭の小さな花たちを眺めていますと、無心になれます。
もつれた糸だっていつの間にか、解きほぐしてくれますもの。
お花は、ちょっとしたお医者さま(精神科医)でもあるのです。