「すみれ の谷」 は一面の紫だった。 学校へ通う道すがらアンはまるで聖地の 土を踏むかのように、うやうやしい足取りで、 目にはうやうやしい表情をたたえて ここを通っていた。 【「赤毛のアン」 第20章】 |
今日は “朝から太陽” となりました。
里山には薄らと霞(かすみ)がかかっていて、
春らしい陽気に。昨日以上の暖かさとなりました。
きっと春を待ち切れなかったのでしょうね、
まだ春と言うより冬の真っ只中・・一足先に咲いた菫は長い事、
孤高を保っていましたのに、結局擦(す)れ違い。
漸(ようや)く第2弾の登場です。
さて、本当に久し振りとなりました。
『カフェ 「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
いよいよ菫の季節になりましたので、
菫のカップを取り出しました。
可憐な菫は大好き。薔薇とは違った意味で惹かれます。
ただ小さな花は俯(うつむ)いてばかり。
相当のはにかみ屋さんのようです。
菫と言えば、今日の引用文のように アン ですね。
今日は、一面紫に染まった 「すみれの谷」 にいましょう。
菫の谷で菫のカップで頂くお茶タイム。
紫のすみれの季節がやって来た事を嬉しく思います。