【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

だから好き! 花の恵み

2012-03-20 15:45:15 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編





こうして自分の部屋に1人でいるのが
私は好きだ。
ねずみたちも楽しく過ごしていると思うと嬉しくなる。
又私の小さな所有物からも
非常な喜びを感じる。
これらの物は他の誰にも何の意味も成さない
のに私には特別の意味を持っている。
(中略)
ここで本を読み ―― ここで夢想に耽り ――
窓辺に座って空想を詩に
形作って行くのが好きだ。                
                 【「エミリーはのぼる」 第16章】


   思わず身も縮むような寒い朝を迎えました。
  昨日とは4度も低い起き抜けの気温です。でも、その空は・・。

   明らかにくっきり、はっきりした冬の空とは違います。
  ボ~ッと霞の掛かったような、ぼんやりした空。

   空は確実に春になっています。
  そして私のブログから朝の空が姿を消す季節です。
  今日も日中は、大層暖かくなりました。

     さて、昨日の引用文ではありませんが、
    エミリー に倣(なら)って絵を玄関から居間に
    移動させたり、はたまた画架にそのまま立て掛けて
    いたものを壁に掛けたり、ちょっとした作業。

     今日は、その居間に置いた絵を
    眺めながらの・・お茶と致しましょう。

   もう10日以上経ちましたね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。

   そうそう、エミリーは気に入らない
  絵は裏返しにしたものですが、
  私も、ちょっとした細工を。

   実はこの絵、頂き物なのですが、
  葉っぱ緑、花は黄色と・・
  眼にも鮮やかな原色オンパレード
  の絵だったのです。

   アンティーク好きな私は・・
  上から焦げ茶色の絵の具を塗ると
  いう、大胆な冒険を試みる事に。

   今となっては最初の絵が、
  どんな絵だったのか記憶も
  定かではありませんが、早まった
  事をしてしまったものです。

   原色だって、飾る場所に
  よっては思わぬ効果を上げる事は、
  【先日】 の赤い絵で実証済みですものね。

   今日のカップは、今が盛りの三色菫を。
  以前に紹介済みとは思うのですが、
  多分、水色の方だと思いますので。

   こんなピンクの花柄のカップは、心まで浮き々しますね。
  そして今日はバス用のキャンドルを水を入れた硝子のお皿に浮かべ、
  もう萎れかかった三色菫の花びらも一緒に。

   最近は薔薇以外はポプリにするのはやめましたので、
  花びらが余って? 仕方ありません。

   でも萎れかけた花びらだって水に浮かべると、こんなに生き生き。
  ただ色合わせがいい加減ですが、そこは無視を。