【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

召しませ薔薇を~その2

2012-03-30 17:16:30 | リラのお気楽ユメ日記





この小さなアクセサリーの持つ魅力と神秘に
エミリーはき付けられたが、
怖いような気もした。
ぞっと寒気を覚えながら
ネックレスをほっそりした白い喉に巻付け
遠く死せる帝国時代に
これを身に着けていた王の娘の事を考えた。
このネックレスには、どんな歴史と
秘密がまつわっているのかしら。
                 【「エミリーはのぼる」 第8章】


   今日も引き続き快晴の空となりました。暖かさも同じです。
  ただ、今日は風があります。

   窓を開けると、プンと風に乗って刺激的な沈丁花の香り。
  我家には植えていませんから、これぞ借景ならぬ借香ですね。

   今の処、良いお天気なのですが、
  この風がお天気の崩れの兆候なのでしょうか・・。
  又々、お天気下り坂との事。しかも明日は荒れ模様だと。

   でも、こうなれば一雨ごとに春は確実に増して来るのでしょう。
  そうなればなったで、凛とした冬に名残り惜しさを感じてもいます。

   戸外と室内の優劣に逡巡する事なく、家の中に安心して? 
  いられる冬は思い切り本も読めますから。
  ~なんて。



   さて、「召しませ薔薇を」 第2弾。
  今日も昨日のミシンの登場です。

   昨日から蓋を開けたままにして
  いるのですが、何だかいい感じ。

   ずっと前からそこに存在していた
  かのように、既に飾り物の体(てい)
  を成しています。本題に戻ります。

   “古い” というのが、
  アンティークと言えるなら、
  こちらのビーズのバッグでしょう。

   すっかり忘れておりました。   
  それと、ゴブラン織りのバッグ。
  いずれも薔薇。

   そして琥珀色のネックレス。
  もう一つ、大好きな葡萄も添えて。

   尤も、今日の引用文のような
  大層な物ではありませんが、
  こんな時こそ、「想像の余地」 ですものね。

   とは言っても古い宝石には、持ち主だった者の怨念? 
  が籠っているような気がして、怖い気がします。
  宝石は、やむにやまれぬ理由で手離す事になったのでしょうから。

   そうそう、薔薇の花が付いた赤い靴も探したのですが、
  出て来ません。しかしながら、こんな事は私にとってはいつもの事。
  仕方がありません。