【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さき花へ思いを馳せて

2013-09-14 17:17:17 | ハーブと香り雑学



【水引草】




【枸杞(クコ)の花】





「おい、君。あの女の着ているものを見たか」
彼は叫んだ。
小花模様 のプリントの服だぜ!
その昔、このイギリスにも、
女中という者が存在した時代があった。
あの女の服は、
その頃の女中の身なりとそっくりだよ。
(中略)
ぱりぱりしたプリントの服を着ている。
帽子キャップをかぶってね。(中略)
モスリン地 に飾りリボンの付いたやつだ」         
        【A・クリスティー 「グリーンショウ氏の阿房宮」】





   真夏日が戻って3日目。
  今の所、一応晴れていますが、
  昨日までとは若干、様相が違っています。

   今日は風があります。尤も、湿った生温かい風。
  台風18号の影響でしょうね。

   明日からは雲と傘マークが並んでいますし、
  最高気温も27度。どうやら真夏日も今日までのようです。







【露草】






   さて、今日は庭に咲く小さな花にスポットを。
  ご覧のように野の花を含め、庭のあちこちに咲き乱れています。

   小さな花の代表格と言えば勿論、ハーブですね。
  すぐ上の写真の花は友人に貰ったもの。

   その時から霞草(カスミソウ)に似た白い小さな花が、
  途切れる事なく咲いています。(花期が随分、長いです)

   名前は忘れたのですが、何でもミントの仲間だそうで、
  独特の薄荷(ハッカ)の匂いがします。

   後、(写真はありませんが) ステビアも同様に、
  白い小さな花を1輪、2輪・・と付け始めました。

   ハーブは姿、形は見るからに繊細で、デリケートですが、
  だからと言って、決してひ弱ではありませんものね。

   それに好きな時に摘み取って
  料理に使ったり、お茶を楽しんだり思いのまま・・
  ~なのは、既に周知の事でしょう。

   そうそう、今日の例文。
  小さな花から小花柄のプリント地・・。
  随分な飛躍ですが、これも 「想像の余地」 の範囲内とお許しを。

   私自身、小花柄のプリント地は大好きですから、
  その柄のワンピースを好んで着ます。
  イギリスでは、こんないわれがあったのですね。

   もう一つ、『アンの世界』 にも度々登場する 「モスリン」
  この生地、今一つピンと来ませんが、『アンの世界』 と
  『クリスティーの世界』 に、又一つ共通点を発見して嬉しくなります。