【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さきものへ思いを馳せて

2013-09-18 16:30:06 | ハーブと香り雑学





【茶羽セセリ「チャバネセセリ」】




実に気持ちのいい天気であった ――
9月 にしか見られないような午後であり、
夏がもう一日だけ夢と魔法の日を過ごそうと
こっそり忍び戻ったかのようだった。
周りは見渡す限りの収穫畑が
日光に浸って広がっており、
厳しい美しさをたたえた北のもみ
二人の歩いて来た道を
素晴らしいものにしていた。         
                【「エミリーはのぼる」 第12章】




   雲一つない快晴の空が広がっています。
  日中こそ暑くなりますが、湿度がありませんのでカラッとした暑さ。
  当分、このお天気は続くようですね。それにしても・・。

   今は一面笑顔のこの空が、あれだけの大雨を降らせ、
  日本各地に甚大な被害を齎(もたら)せたとは
  俄(にわ)かに信じられません。

   良くも悪くも豹変(ひょうへん)する自然。
  侮(あなど)ってはいけないという事ですね。
  






【藜「アカザ」】


【犬蓼「イヌタデ」】


【紫蘇「シソ」】


【アメジストセージ】




   さて随分、秋らしくなった庭。そんな庭には今日も小さなお客様。
  先日来のアゲハ蝶、シジミは言うに及ばず、
  今日の 「茶羽セセリ」 は今年初めてです。

   そして4日前に続き、今日も秋の(野の花を含む)小さな花を。 
  犬蓼が咲き始めれば、今年の夏、大活躍した紫蘇にも白い小さな花が。

   かと思えば、昨日の木洩れ日の主役、藜の花も再び登場。
  しかも先日の 【ピンク】 から今日は白に変身して。

   これら小さな花は、つい見過ごしてしまいがちですが、
  良く見れば本当に素朴で可憐。

   身近にいつも眺めていたくて、摘んで来て花器に活ける事もしばしば。
  おまけに、お決まりの花器でない方が似合いますから、その点でも気楽。
  そう、その日の気分次第? という事でしょうか・・。

   そうそう、犬蓼は沢山集めてドライフラワーに。
  ラベンダーにも似たそれは思いの外、素敵で気に入っています。