
【街角の床屋さん】

【こんな所に古道具屋さんが・・】


【右へ? 左へ? ~ 曲がり角の浪漫】

「・・・この道を行ってみましょうよ。 あたしは元々横道が大好きなの。―― (中略) それに、この道にはきっと家が ある気がするの。 ・・・ある種類の家が・・・ 写真にお誂え向きなのがね」 アンの第六感に誤りはなかった。 まもなく、一軒の家に出た ―― おまけに、ごく写真向きの家だった。 野趣に富んだ古風の家で、 軒は低く、四角い小さな 硝子窓が付いていた。 【「アンの幸福」 第2年目】 |

穏やかな、まるで春のような桜色の空で明けました。
ただ、日中は今日も30度越え。
従って一日の気温差は相当なものになっています。
ところで昨夜の 「居待月(いまちづき)」 は、
ついうっかり見逃してしまう羽目に。
今宵は寝ながら待つという 「寝待月(ねまちづき)」 。
寝ながら待つのですから、月の出も大分遅くなるようですね。
気長に待つと致しましょう。




【地元の造り酒屋】

そしてこちらも随分、
久し振り。曲がり角の浪漫。
この曲がり角、どちらに
行きましょう、右? 左・・?
こんなワクワク気分も久し振り。
しかも、この所の恒例と
なっていた京都伏見では
ありません。何と地元。
タイムスリップした、
昭和の町並みです。
探せばあるのですね。
『アンの世界』 と
違って住宅密集地の事、
野趣に富んだ家を
探すのは容易です。
と言いますか・・。
この界隈(かいわい)は、そんな家ばかり。
角に床屋さんがあれば、しもたやの並ぶ通りに、
突然現れた古道具屋さん。壺などが所狭しと置いてあります。
かと思えば・・。京都伏見にだって負けていません。
1822年創業の老舗の造り酒屋が。何と江戸時代ではありませんか。
そんな通りですから、道幅は確かに狭いです。
でも敷地は広く、蔵が必ずある大きなお宅が多くて。
横道にちょっと入れば、そこは別世界。
又、機会があれば、訪れてみたいと思います。