【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

暮らしの手触り

2014-01-20 17:37:27 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編












楽しい炎は燃え上がった。
古いピアノの上に光を投げた ――
エリザベス・バスの美しい老顔の上を
かくれんぼ をした ――
柳の皿類がしまってある
戸棚の硝子戸の上を踊った。
炎は台所の戸を越して飛び、
エミリーが台の上に重ねて置いた
茶色や青の鉢にまばたきをして見せた。
(中略)
炎は音を立てて燃えた。
ダフィーは低い声でゴロゴロ喉を鳴らした。
月は窓を通して真っ直ぐに二人の上に照り、
又燃え盛る火のダンスの上に照った。 
              【「エミリーの求めるもの」 第9章】






   今日は何もない空で明けました。感覚的には昨日以上の寒さ。
  案の定、軒下に置いていた如露の水には氷が・・。

   逆に日中は昨日以上の暖かさ。
  それにしても一日の気温の上下動がハンパではありません。







 


     晴れ渡っていた空ですが・・。
    午後になりますと、
    いつのまにか厚い雲が垂れ込めて来て。

     こうなれば、途端に寒々しい、
    モノトーンの冬に様変わり。
    ふいに、熱い珈琲が飲みたくなりました。

       


   10日振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、
  開店と致しましょう。 

   最近、「和」 ばかりですので           
  今日は、カントリーっぽく。

   そして、これも久し振り、
  アン気分に浸りましょう。

   手っ取り早く、
  「想像の余地」
  フル回転させて。

   外は降りしきる雪。
  家の中では暖炉の火が
  パチパチ音を立てて
  燃えています・・。
  ~なんて。

   そう言えばこの秋、
  例年になく野の花を採集して
  来たのでしたっけ。

   お陰様で吊るした
  ドライフラワーの束、多数。

   今のうちに、くるくるっと丸めてリースも作って置きました。
  春になって花が咲きましたら、それに挿しましょう。

   これらは、容易にカントリー気分・・
  いいえ、アン気分を盛り上げてくれますね。

冬枯れに漂う薔薇の香り

2014-01-19 21:45:38 | 薔薇の追憶





【孤高の薔薇】






二輪の菊と一輪の薔薇が開いた。
薔薇 は歌と夢と魅力と
みんな一緒になったものだ。
菊も大変綺麗だが、
薔薇とあんまり近く置くのは感心しない。
菊だけならば、派手な花で
ピンクと黄色と桜色で全く満足しきっている。
けれども一つをその後ろに置いてみると、
その変わり方は面白い。
菊はまるで立派な、真っ白な女王の脇の
台所の女中のようにはしたなく見える。
菊が薔薇のようでないのは菊の罪ではない。
だから私は公平にするために
別の場所に置いて楽しんでいる。                
              【「エミリーの求めるもの」 第16章】
 










 
【寒さに震える 「ヴィオラ」】



   “暖かい・・”
  と思って起床した今朝。

   外を見てビックリ。
  何と、うっすらと・・
  ですが、雪化粧して
  いるではありませんか。

   勿論、今年初めてです。
  積もる程の雪ではありません
  のに、地面は凍っています。

   昨夜から今朝にかけて
  相当冷えたようですね。

   今年の冬は内窓を取り付けたお陰で、
  お部屋が暖かく、その分、内と外の温度差にとまどってもいます。






 





   さて、今日の薔薇。
  相変わらず蕾のままですが、
  庭の一画に凛とした姿で
  君臨しています。

   雨や厳しい冬の寒さにも
  微動だにしません。

   首をすくめ、寒さに
  震えている菫などとは対照的。

   昨年からほとんど同じ
  状態で、蕾のまま年を越し、
  現在に至っています。

   しかしながら白薔薇の方。
  堅く閉じていた花びらを
  ほんの僅かですが緩めたような。

   それは自分が白薔薇である
  事を知らしめるようでもあり。

   堅く閉じている時は、
  まるでピンクの薔薇のよう
  でしたものね。

   そうそう、今日の引用文。
  思わず頷いていました。

   “薔薇は 「歌」 と 「夢」 と 「魅力」 と、
  みんな一緒になったもの”。本当にそうですね。

暮らすこと、楽しむこと

2014-01-18 18:05:08 | ハーブと香り雑学





【香りのマット(ラベンダー)】







  こんな薄紫色の空で
 明けましたが、
  一応、日の出を見た今朝。

   最初はおずおずと・・
  まるで夕日のような
  オレンジ色の太陽。

   今日も、昨日以上に
  その光を出し惜しみ
  しています。

   それにしても今朝の
  寒かったこと!

   雪でも降りそうな灰色の空ですが、降りません。
  私の中では毎日のように、“今年一番の寒さ”
  ~ を更新しているような気がします。

   そうそう、今年は庭に一つだけ異変が。
  毎年、冬には地上部が枯れ、短く刈り込む
  ローズ・ゼラニウムが、今年はいつまでも緑のまま。

   (勿論、刈り込んだそれは春には再生し、
  大きく株を増やしているのですが)

   今年は、格別に寒い筈ですのに。
  例年通り、刈り込むべきか否か・・思案中です。
















   さて、先日はお香の香りを楽しみましたので、
  今日は庭から摘んで来た、ハーブの芳香浴を。

   同時にラベンダーを入れた、ラベンダー色の硝子瓶の下には、
  ラベンダーを入れて縫い込んだ、マットを敷いて。(3枚目の写真)
  (香りが薄くなったら、揉むと再び香ります)

   尤もこの季節ですから、セージやブルーサルビアは枯れ、
  残っているのは、ローズマリーとローズゼラニウムなど僅かですが。
  それでも枯れ枝の下には、ミントの新芽を発見しましたけれど。

   ハーブだけでも十分ですが、(仄かな香りが好き)
  この季節でもありますから、殺菌力のあるティートゥリーを少々、垂らして。
  これから蝋燭の消える時間まで・・至福の時間の始まりです。

膝まずく城主

2014-01-17 21:00:05 | レトロ(素敵)な空間~散策





【薔薇と城主 ~ 高山右近像】







遠い昔に生命の全盛時代を持った古い家は、
それゆえにこそ、今は大変静かで、
賢く、そしてやや神秘めいていた。
又、少し厳しかったけれど、
非常に親切だった。      
               【「エミリーの求めるもの」 第1章】





   昨日は随分、朝寝坊だった太陽。
  今日も時雨(しぐれ)から一日は始まりました。

   尤も、パラッと状態の、ごく弱い雨。滴(しずく)程度。
  おまけに、ほんの僅かな時間です。(日中も何度かありました)

   日射しがありませんから、日溜りの温もりこそ
  ありませんが、一時の寒さは和らいでいます。
  ただ、こんな日は視覚的には荒涼としていますけれど。











   さて、寒空の下、
  久し振りに外出。
  今年初めての道草です。

   今日は暖かい・・
  ~なんて申しましたが、
  どうして、どうして。
  やはり戸外は厳寒。

   暦の上では寒中の
  真っ只中ですものね。     

   改めて写真を見て
  みますと・・。

   薔薇の赤だけがやけに
  目立つ、モノトーン風。

   今が真冬だという事を
  嫌が応でも実感させられます。

   こちらの教会は2度目の
  写真となりますが、
  【以前】 の抜けるような青空を背景とした
  写真と比べれば、一目瞭然ですね。

   建築時期は、比較的新しいものです。
  1962年(昭和37年)建築。

   銅像は、ニコラ・アルギィニ作(伊)。
  1965年(昭和40年)、ローマのクラレチアン修道会からの寄贈。

   そして写真はありませんが、1軒お隣には神社が隣接。
  教会と神社が並んで・・とは、いかにも八百万(やおよろず)の
  神を信仰する日本らしいですね。

   ところで5枚目以降の町家は、今も現役のお宅です。
  きちんと手入れされて至極、居心地良さそうです。
  何気に置かれた鉢植えが、それを物語っていますね。

春の鼓動

2014-01-15 19:28:08 | 四季のスケッチ

【紫陽花の新芽】


【リラ】


【ヒヤシンス】






冬の中に春を見つける嬉しさを、
こんなに真剣になって
求めるようになったのは、
いつ頃からだったろうか。
寒風の吹き下ろす枯れ草の原で、
その根許ねもとに新しい芽が冷たい土を
持ち上げているのを見たり、
公園の池の水に手の指先を入れて、
僅かの温もりを感じたりすると、
自然に深く悦びの息を吸う。
それは衰えて行く人間の、
確かなものにすがろうとする
心だとは言い切れない。       
            【串田孫一 「鳥と花の贈りもの」】
 












   起床時は、こんないかにも冬らしい空に。
  その後、これらの雲は引く波の如く、
  ス~ッと下に下がり、見事に何もない空になりました。
  冬日和は今日も続きます。

   ただ一昨日は日溜りの中でさえ、
  なかなか気温が上がりませんでしたが、今日はぽかぽか。
  その中にいる限り、一足先に春が来たようです。







【ブラックベリー】


   日溜りは春のようとは言え、
  一歩外に出れば、
  (今日は幾分ましですが)
  そこは厳寒の冬。

   それにしても・・。
  ついこの間まで
  “かそけき風情” を
  楽しんでいた同じ庭なんて
  俄かには信じられません。

   枯葉の下などに隠れて
  見えない事もありますが、
  良く気を付けて見れば、
  春の兆しが、そこかしこに。

   その事は私なんかの言葉
  より今日の引用文が
  全てを語ってくれています。

   このワクワク感こそ、
  春を待つ独特の気分ですね。

   今日の写真は先日の牡丹に続き、わが庭の新芽たち。
  着々と春の準備は進んでいるようです。

   そうそう、ブラックベリーだけは秋の名残りも。
  その一方で新芽との同居。そして既に新しい葉っぱも。

   一体、どこでどのようにこのスイッチが入るのか・・。
  この季節になりますと、性懲りもなく自然の神秘を思います。

季節の先取り香

2014-01-14 18:24:18 | ハーブと香り雑学










・・・空気にはみつくような霜が感ぜられ、
素晴らしい夜だった ―― 星の多い、
霜夜の光の詩であった。
ある夜は蜂蜜のようであり ――
ある夜は酒のようである ――
ある夜は苦悩の種 ――
今夜は酒のような夜だ ―― 白い酒 ――
飲むと人の頭に行くような澄んだ輝いた酒。                  
                 【「アンの幸福」 第2年目6.】







   こちらは今日も雲一つない快晴の空で明けました。
  これで4日連続。

   日本列島に寒気が居座っているようで、
  相変わらず寒いですが、今日は昨日よりましに感じます。
  尤も、それは日中だけの事ですが。

   夜になりますと・・それこそ戸外は身を刺すような冷気が。
  そして、16日(木)が満月の美しい月が東の空にぽっかり。
  寒さも忘れ、思わず見とれてしまったものです。 







【香りのコーナー】






   さて、普段はほとんど
  忘れていますのに、なぜか
  この季節になりますと、
  無性にお香の香りが
  嗅(か)ぎたくなる私。

   この季節、お部屋の香り
  コーナーもポプリから
  お香に衣替えです。

   その香りは・・「梅」。
  毎年の事ですから、
  いつの間にか季節と香りが
  一体化してしまっています。

   何だか訳もなく
  懐かしさに包まれてしまって。

   それに今年はもう一つ、
  友達から貰った 「淡墨の桜」
  の香りが加わりました。
  (日本香堂謹製)

   一般的な桜の香りよりも
  甘さが際立っています。
  おまけに残り香も。   

   季節の先取り香という訳ですが、
  やがて訪れる春の足音が早くも聞えたような気がして嬉しくなりますね。
  そうそう、お香立ては蓋を閉めても使えます。(冒頭の写真)

手仕事の粋

2014-01-13 19:36:58 | 趣味の器(壺)~その他












ある日、嵐になったため外へ出られなかった。
東風が軒下を吹き回り
灰色の海峽は咆哮ほうこうした。
しかし、嵐の時でさえ、
グリーン・ゲイブルズには
それ独特の楽しさがあった。
ストーブの前に座り、
林檎やキャンディを頬張りながら、
ちらちら天井に映る炉の火を見守って
いるのは良い気持ちだった。
むせぶような風の音を外に聞きながら摂る
夕食の何と陽気なことか!               
                  【「アンの幸福」 第2年目6.】
 













   こんな朝焼けの空で明けた三連休最後の日。
  冬日和が続きます。

   ただ今日ばかりは、
  起床時の気温こそ、昨日よりは高かったものの、
  日中の気温は(昨日と逆で)全く上がりません。
  日溜りですら、まるで冷蔵庫の中にいるかのよう。











   そんな今日。
  寒い事を理由に、
  朝から家の中にこもりっきり。

   尤も、寒いと言っても
  『アンの世界』 とは
  比べ物にはなりません。

   せいぜいその世界を
  気取ってみせる程度。

   そう言えば今年、
  アメリカの東海岸には
  大寒波が襲来していますね。

   当然、その北にある
  『アンの世界』 も想像に
  難くありません。

   ところで、ほっと空間
  と言いますか・・癒し空間。
  誰にだってありますね。

   私は雑多な壺に囲まれて
  いるのが好き。

   寒い今は、オイルヒーターを持ち込んで整理したり磨いたり。
  そんな事をしていれば・・それでなくても短い時間が、
  アッという間に過ぎて行きます。

   そうそう、大きな壺はカフェテーブルに・・というのは常套手段。
  その壺の中には(なかなか処分出来ない)
  本箱から溢れた、文庫本などが入っています。

   その中から1冊取り出し、
  そのまま壺の上をテーブル代わりに・・は、日常茶飯事。

   そうこうしているうちに日が暮れ始めました。
  でも、一時に比べますと、大分日が長くなりましたね。
  今日もこうして1日が・・・。

記憶の封印

2014-01-11 19:11:58 | 趣味の器(壺)~その他












「かくて時は過ぎ行く」
時は容赦ようしゃなく過ぎて行く。
忙しさや慌ただしさや近代化で
汚されていないニュー・ムーンでさえも
時はぐんぐん過ぎて行く。
流れが向いて来た時にそれに
乗るはずではないだろうか? ・・・
              【「エミリーはのぼる」 第24章】





   昨日以上の寒さで明けた今朝。今日も快晴の空になりました。
  早いもので新年も11日。今日は 「鏡開き」 ですね。
  鏡とは勿論、「鏡餅」 の事。

   おめでたい新年には割るとか切るなどの言葉はやめて
  「開く」 という言葉を使った先人の心を思います。

   言葉には 「言霊(ことだま)」 が宿ると
  信じて疑わなかった・・。日本人ならではですね。









   さて、あの秋の日の野の花が
  こんな姿で蘇りました。

   これまでもお茶時間の
  背景などに一部、チラッと
  登場した事もありますね。

   わが家には壺だけは
  そこら辺に、ゴロゴロ
  転がっていますので、
  よりどりみどり? なのです。

   尤も野趣に溢れたそれは、
  土物が一番合う気がします。

   でも、こんな和陶器の壺
  だって、(ススキは七宝の壺)
  どうして、どうして。

   そうそう、壺もいいですが
  籠もいいですね。

   その籠にも籐あり竹あり。
  こんな国は日本だけでしょう。

   特に竹籠に至っては日本では
  需要がなくなりましたので、ほとんど輸出専用とか。(欧米)

   それは大人気で、かなりの高値で取引されるという事を
  ある雑誌で読んだ記憶があります。

   同時に最近ではあまり食器にも拘らなくなったせいか、
  と言いますか・・食事の多様化で、日本各地の窯元も衰退気味とか。

   輸出もいいですが、これでは日本独自の文化が、
  やがて衰退する気がして不安です。料理は器から・・。
  素敵な器で食事・・美味しく感じられますね。

鹿児島の甘い宝石

2014-01-10 19:22:17 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編











イギリスの人 って、まるで 砂みたいな
お菓子
ばかり食べているけれど、
きっと、きっと、こんな素敵なお菓子は
食べた事なんか、なくってよ。
こりゃ甘い! って、皆さん言うわ ――
素晴らしいって!」               
            【A・クリスティー作 「予告殺人」】





   ほんのちょっぴりですが、期待していた雪も降らず、
  雲一つない快晴の空で明けました。

   天気予報では最低気温 0度、
  (これは紛れもなく今季一番の寒さです)

   あっちでもこっちでも日本列島、
  “最強寒波到来” との声が聞こえて来ます。

   その上、わが町にも昨日の夕方には市の広報車が周り、
  水道の凍結を防ぐため水を流しっ放しにするよう、
  促していましたっけ。それをうっかり忘れていた私。

   しかしながら、起床時にも意外な程、寒くありません。
  案の定、水道は言うに及ばず、庭の如露の水さえ凍っていません。
  尤も、これまで一度も凍った事はありませんけれど。










   さて、そろそろ珈琲カップを
  換えようと、色々探すのですが、
  なかなか “これ” というのが
  見つかりません。

   どうしたものかと
  思案していましたら・・。

   こちらの存在をすっかり
  忘れていました。 
  (上から4枚目の写真) 

   と言いますのも、友人から
  鹿児島は大隅半島の、
  ほっぺたが落ちるような美味しいお菓子を頂きましたので。

   そうそう、今日の引用文。
  フランスのシラク元大統領の、“イギリスは食事が不味い” 云々・・・。

   尤も今日の場合は、お菓子ですが。
  このブログにも詳しく記したのですが、見つかりません。

   でも、イギリス人のクリスティーが書いているのですよね。
  砂みたいなお菓子だと。(本当にその通り)
  日本には本当に美味しいお菓子が沢山あって幸せです。 



     今日は、この中からいかにも土物然とした
    カップを取り出しました。そんなこんなで。

     『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。
    それにしても今回は開店日が近いですこと!
    今日も “和” で。

   カップは先日と同じ 「美濃焼」 です。
  形も、ほとんど同じです。私のお気に入りカップの一つです。
  美味しい珈琲が入りましたよ ~               

雪迎え ~ 春を待つ庭

2014-01-09 18:56:38 | 香る庭の花綴り

【春を待つ 「牡丹(ボタン)」】


【ビオラ】







今夜は雪になりそうです。
あたしは雪になりそうな晩が好きです。
風は 「小塔や木々」 の間を吹きすさみ、
あたしの居心地の良い部屋を
一層居心地良くしています。               
             【「アンの幸福」 最初の1年4.】






   昨日以上に暖かい朝となりました。
  昨日の雨は未明には上がっていました。
  ただ、今日も一時、パラッと来ましたが。

   その雨以降、風が出て来ました。北風。
  今日は夕方以降、ぐっと寒くなるそうです。

   今の所は、それほどでもありませんが、
  その予兆は十分です。何だか雪になりそう・・?

   そう言えば、風速1メートルで体感温度は、
  1度、寒くなるそうですね。







【同じく 「匂い菫(ニオイスミレ)」】



   さて、ついこの間までは
  朽ち行き・・それゆえの
  かそけき姿を見せていた、
  庭の木々や草花。

   今年の秋はこれらに随分、
  楽しませて貰ったものです。
  あれから・・。

   年の瀬を経て、
  新しい春を迎えた今現在。
  様相は一変しています。

   今や、狭間(はざま)の
  景色はどこにもありません。

   朽ち果てるか、はたまた、
  新芽の誕生か、二つに一つ。

   写真は、春を待つ
  庭の花たちです。

   寒さに震え、凍てつく朝には
  カチカチになりながらも
  健気に咲いている、ビオラ。

   かと思えば、昨年の夏と秋を無事に越し、
  長寿の仲間入りをしたペチュニアと・・。

   一方、「匂い菫(ニオイスミレ)」 は、
  春の準備を着々と始めたようです。

   冬本番の今ですが、春の鼓動は、ひしひしと伝わって来ます。
  春は、やはり 「希望」 の言葉が一番、似合いますね。