楽しい炎は燃え上がった。 古いピアノの上に光を投げた ―― エリザベス・バスの美しい老顔の上を かくれんぼ をした ―― 柳の皿類がしまってある 戸棚の硝子戸の上を踊った。 炎は台所の戸を越して飛び、 エミリーが台の上に重ねて置いた 茶色や青の鉢に瞬きをして見せた。 (中略) 炎は音を立てて燃えた。 ダフィーは低い声でゴロゴロ喉を鳴らした。 月は窓を通して真っ直ぐに二人の上に照り、 又燃え盛る火のダンスの上に照った。 【「エミリーの求めるもの」 第9章】 |
今日は何もない空で明けました。感覚的には昨日以上の寒さ。
案の定、軒下に置いていた如露の水には氷が・・。
逆に日中は昨日以上の暖かさ。
それにしても一日の気温の上下動がハンパではありません。
晴れ渡っていた空ですが・・。
午後になりますと、
いつのまにか厚い雲が垂れ込めて来て。
こうなれば、途端に寒々しい、
モノトーンの冬に様変わり。
ふいに、熱い珈琲が飲みたくなりました。
10日振りですね。
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』、
開店と致しましょう。
最近、「和」 ばかりですので
今日は、カントリーっぽく。
そして、これも久し振り、
アン気分に浸りましょう。
手っ取り早く、
「想像の余地」 を
フル回転させて。
外は降りしきる雪。
家の中では暖炉の火が
パチパチ音を立てて
燃えています・・。
~なんて。
そう言えばこの秋、
例年になく野の花を採集して
来たのでしたっけ。
お陰様で吊るした
ドライフラワーの束、多数。
今のうちに、くるくるっと丸めてリースも作って置きました。
春になって花が咲きましたら、それに挿しましょう。
これらは、容易にカントリー気分・・
いいえ、アン気分を盛り上げてくれますね。