声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

届いた赤紙

2016-10-14 08:30:27 | Diary
朝ドラの中で、

今回も

“また、あのいやな時代”

…がやって来ました。


字幕スーパーに「昭和18年…」と出ると

(あと二年…)


「昭和19年…」と出ると、

(あと一年…)


と、知らず知らずのうちに終戦までの年月を数えてしまうのは毎回の事です。


赤紙が届いた瞬間、

心がざわざわと波立ち、

不安と焦燥が入り混じり、すっかりドラマの時代の人たちになってしまう自分がいます。


そして、

私の祖母は、あの時代をどう過ごしたのか…

ドラマと同様に、

生まれてくる子供の顔も見ずに出征して行った祖母の長男は、どんな過酷な運命を辿ったのか…

それを想像します。



来週22日、

私は、自衛隊音楽隊OB楽団からの依頼を受け

東京の虎ノ門で戦時中の歌を唄うためステージに立つ事になりました。


自衛官時代に歌った曲もありますが、

先の大戦だけでなく、それ以前の歌など
全く初めての曲もあり、

歌詞を見ながら、

当時の戦地での兵士達の様子や

銃後の人々の生活を改めて想像しているところです。


あの時代、日本人はどんな思いで過ごしていたのか…


『軍歌』を嫌う人は多くいます。


…が、その時代に『軍歌』の作詞や作曲を依頼された音楽家達は、


その言葉やメロディーの裏側にどんなメッセージを込めたでしょう。


届いた赤紙に心から「おめでとうございます」と言った人はいないし、

心から「ありがとうございます」

と答えた人はいない…


そう思っている私は、

曲の裏側に込められた“思い”を考えずにはいられないのであります。












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校歌自慢

2016-10-14 06:45:01 | 音楽
『私は島根県にも益田市にも縁も所縁もない人間ですが、
聴き惚れてしまう素晴らしい校歌です。
作詞が佐藤春夫さん、作曲が信時潔さんというのも頷けますね。』

昨日、見ず知らずの方から届いたメールです。


実はyoutubeに、

数年前に母校の合唱部の“同窓会コンサート”で歌った時のものを

自分で勝手にupしていまして、(^^;;

その校歌についていただいた感想です。


卒業して以来、長い長い年月が過ぎました。


在校時は、さして意味を考えずに義務感で歌っていた校歌ですが、


以前、母校野球部が甲子園の一回戦で勝ち、
TV画面にスーパーで歌詞が流れるのを見て

改めて、詩の美しさと
メロディーの優雅さに驚いた事がありました。

あの時の感動は、未だに忘れられません


校歌って、卒業後に良さがわかるものなんですね!


ちなみに歌詞に校名は出てきません。

そこが奥ゆかしくて好きです。(^^;;


島根県立 益田高等学校 校歌



( 母校のHPより)


しみずゆみ

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