今夜の「歴史秘話ヒストリア」で、
1500年前の榛名山噴火で埋もれた金井東裏遺跡から発掘された
甲(ヨロイ)を着た古墳人たちに纏わる新たな説が取り上げられました。
DNA検査によって判明した身長をはじめ、長野県からやって来た成人男女
そして群馬で生まれた子供…
また、「王の家族」説という興味深い説に驚くと同時に
この2年間での調査結果でも、まだ謎は解明されていないというミステリーに
より一層の興味が沸いてきました。
このblogでも、以前、
「よみがえれ古墳人」というタイトルで書きましたが、
2年前に県内と銀座の2箇所で開かれたシンポジウムは記憶に新しく
当時、韓国からも著名な考古学者が参加して
調査研究を始めたばかりでした。
その当時は、ヨロイ姿の男性に関しては渡来人説が有力で
その骨格と近くで発見された女性の骨格が全く違う…という程度のものだったと記憶しています。
私は最初から、家族ではないか?
と思っていたので、
今回の「王の家族」説は、
( ああ、やはり…)
と腑に落ちた感がありましたが、
火砕流にのみこまれた時の状況については
諸説あるうちの
“逃げ遅れ説”を支持します。
これは、根拠のない私の直感なのですが、
ガラス越しに初めて観た時の古墳人の姿がとても苦しそうで、
猛烈な熱さに耐えている…そんなメッセージを感じたからです。
あの時、
( さぞかし苦しかったでしょう…)
と、近くに居た見学者の誰もが思った…、
“彼”の蹲った姿に、私を含む周り中の見学者たちが
憐れみを感じたのです。
( この人は1500年前、確かにここで生きていたのだ …これは遺物ではなく火山災害犠牲者の生々しい遺体なのだ )
これは、まぎれもない素直な感想なのです。
1500年前、榛名山の麓に火山の噴火で亡くなった王の家族が居た…
彼らは馬を飼い、ムラを作り、当時の日本の中でも
相当、進んだ豊かな生活を送っていたはず…
もし、榛名山が噴火していなければ…いったいどれほどの王国を築き上げたのだろう…
幻の群馬王国が実際に存在したかもしれない…
今日の「歴史秘話ヒストリア」で、
その事を確信しました。
それにしても、火山災害は悲惨ですね…。
1500年前の榛名山噴火で埋もれた金井東裏遺跡から発掘された
甲(ヨロイ)を着た古墳人たちに纏わる新たな説が取り上げられました。
DNA検査によって判明した身長をはじめ、長野県からやって来た成人男女
そして群馬で生まれた子供…
また、「王の家族」説という興味深い説に驚くと同時に
この2年間での調査結果でも、まだ謎は解明されていないというミステリーに
より一層の興味が沸いてきました。
このblogでも、以前、
「よみがえれ古墳人」というタイトルで書きましたが、
2年前に県内と銀座の2箇所で開かれたシンポジウムは記憶に新しく
当時、韓国からも著名な考古学者が参加して
調査研究を始めたばかりでした。
その当時は、ヨロイ姿の男性に関しては渡来人説が有力で
その骨格と近くで発見された女性の骨格が全く違う…という程度のものだったと記憶しています。
私は最初から、家族ではないか?
と思っていたので、
今回の「王の家族」説は、
( ああ、やはり…)
と腑に落ちた感がありましたが、
火砕流にのみこまれた時の状況については
諸説あるうちの
“逃げ遅れ説”を支持します。
これは、根拠のない私の直感なのですが、
ガラス越しに初めて観た時の古墳人の姿がとても苦しそうで、
猛烈な熱さに耐えている…そんなメッセージを感じたからです。
あの時、
( さぞかし苦しかったでしょう…)
と、近くに居た見学者の誰もが思った…、
“彼”の蹲った姿に、私を含む周り中の見学者たちが
憐れみを感じたのです。
( この人は1500年前、確かにここで生きていたのだ …これは遺物ではなく火山災害犠牲者の生々しい遺体なのだ )
これは、まぎれもない素直な感想なのです。
1500年前、榛名山の麓に火山の噴火で亡くなった王の家族が居た…
彼らは馬を飼い、ムラを作り、当時の日本の中でも
相当、進んだ豊かな生活を送っていたはず…
もし、榛名山が噴火していなければ…いったいどれほどの王国を築き上げたのだろう…
幻の群馬王国が実際に存在したかもしれない…
今日の「歴史秘話ヒストリア」で、
その事を確信しました。
それにしても、火山災害は悲惨ですね…。