声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

イアン・ボストリッジ

2017-02-13 13:06:33 | 音楽
ピアニストの内田光子さんが伴奏で参加されたアルバムでグラミー賞を受賞されたというニュースが入ってきましたが、

同時に今回、

歴史学と哲学の博士号を持ち、
声楽を独学で学んだというテノール歌手
イアン・ボストリッジが、

グラミー賞を受賞したという吉報も入ってきました。


偶然にも、今、ボストリッジ氏の
フランス歌曲を聴いています。


私の場合、けっこう、この手の偶然が重なります。

だからと言って、別にどうって事はないのですが、(^^;;


そういえば以前、内田光子さんとボストリッジ氏はシューベルト歌曲で共演されていましたね。


シューベルトを歌うボストリッジ氏は歌手というより

やはり学者の風貌で、

(高校時代に数学を習った山本良樹先生に似ています)


地味だけれど、不思議な説得力ある歌い方に惹かれたものです。


今度は、また別の歌曲を…と、思いまして
たまたま選んだのが、フランスものです。


ドビュッシーとフォーレ、プーランク…

繊細なフランス語の響きが

最近、老化しつつある耳に優しくて


( あぁ、なんて心地いいんでしょう!)


ピアノ伴奏…いえ、伴奏ではなく

これはピアノとのduoですね!


弦楽四重奏の伴奏だと、quintettoですね!


CDの後半のフォーレの『優しい歌』は

コントラバスが加わって弦楽五重奏ですので

sextet?


強すぎない肩の凝らない、

表情豊かな声と楽器の音色が心の襞に染み込んできます。



やはり、


ボストリッジは、“歌う哲学者”だと思います。


なんだか、

聴いているうちに、少し鬱々としていた気分が晴れて来ました。





こちらは、

今回のフランス歌曲集には収録されてないけれど


プーランク歌曲集の中にあった

ギョーム・アポリネールの『雨が降る』

の原詩、





アポリネールって、
どこかで聞いた名前だと思ったら、

後に、よくシャンソンで歌われた「ミラボー橋」が詩としては有名ですが、


あのマリー・ローランサンとも恋人関係にあった詩人でしたね。


音楽って文学と必ずlinkしていて、とっくに忘れていた事を思い起こさせ、

鈍った脳を刺激してくれます。



それにしても、


声に癒され…詩に癒され…音に癒され…


たまには、ひとりで

しばし、そんな時間を過ごすことが大事なのだと、

改めて思うこの頃なのであります。


さてと、

仕事に行ってきますか…。(~_~;)


しみずゆみ




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Al Jarreau

2017-02-13 09:52:23 | 音楽
体調を崩し、引退するというのを

知ったのは


つい先だっての事でしたが


こんなに急に逝ってしまうなんて…。


レコードジャケットには


当時、担当していたラジオの

「Music site」で、かけた時のままのメモが…



気分が落ち込んだ時にも、聴くと元気になる…

『EASY』には、

随分と助けられました。



次から次へと、優れたアーティスト達が

去って行きます。


でも、音楽は永遠に残っていく…


私たちファンにとっては、

数々の想い出とともに…。


しみずゆみ





  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

過去最低を更新

2017-02-13 07:26:30 | Diary
昨日の我が市の市議選の投票率は、

43.62%…、


前回を約2ポイント下回る結果で、

しかも4年連続で過去最低を更新したとか…



18歳選挙権も、期待外れだったという事でしょうか?


寒い時期、


この雪の中を、わざわざ投票に行くほど興味がない??


その程度のものだった…としたら

これは、

とても残念な事です。



そういえば、


先月末に前橋青年会議所が行った市内の高校生を対象としたアンケートでは


『新たに導入される18歳選挙権を得たら選挙に行くか?』


という問いに対し、


約半数が『行かない』と答え

約8割は、

今回の市議選について『知らない』と答えたそうです。


その結果を受けて、


先月末に市内の高校で、


選挙に関心を持ってもらおうと開かれたイベントで

『どうすれば投票率が上がるか』

について意見を求めると


『ネット投票が、できるようにして欲しい』

『候補者は若者にもわかりやすい政策を示して欲しい』


という意見が出たそうですが、


結局は、

現代の若者たちが求める

“投票しやすい方法”と“候補者の政策のわかりやすさ”


充たされていない、これらのギャップが


今回の投票率として表れてしまったのかな…。


もし、そうだとして


前者は、国全体のシステムの問題で
簡単に変えられないとしても…


後者に関しては、

若者の興味を惹きつけるような政策を提案できなかった

若者に候補者の声が届いていなかった事に原因があるのではないでしょうか?



当選された市議会議員の皆さま、

寒い中の選挙戦お疲れ様でした。


43.62%という過去最低の投票率についてどう思っていらっしゃいますか?


















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする