年末の急な仕事でドタバタしていたせいで
年賀状を買い忘れ、
実業団駅伝をTV観戦した後、慌てて郵便局に駆け込むと
休日専用の窓口に行列ができていた…
局員さんが、なんとか間隔を空けて並ぶよう促していると、
後方で局員さんを捕まえて、
何やら講釈ぶってるオジサンの声。
「年賀状を今年でやめますって挨拶が届くのはサァ、アレだよ、インターネットやらなにやらで、みんな若いモンが通信できるようになったからなんだよ!インターネットのせいなんだよ!」
と。
一度ならともかく、
それを何度もしつこく大声で繰り返している…
局員は困った顔で無言でただ聞いていただけだが、
周囲には、明らかに迷惑そうな空気が漂っていた…。
飛沫が怖くて後ろを振り向けない私は心の中で思った。
(オジサン、そんなのもう何年も前からだよ!最近の年賀状やめますの理由はネットじゃないよ、高齢化だよ。現にウチの叔母さんなんて手が震えて字が書けないんから…)
と、心の中で反論した。
仕事上の付き合い以外は、
《印刷+自筆でひと言》が長年の慣習だけれど、
字は年を追ってヘタになる一方だし、
たった30枚だって、字を書くのは疲れるものだ。
(ー ー;)
年賀状は、
まだ字を書く“元気があります”という気力の表れだと思う。
今日は、
箱根駅伝の往路を観たあと、
寒風吹き荒ぶ中をHalの散歩に行き
夕方からは料理当番。
「オマエは正月の三が日で一年分の料理をするのだなぁ」
と夫が言う…
これも例年通りの我が家の慣習である。