声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

桟敷席の女

2021-05-12 18:08:00 | Diary
大相撲5月場所のTV中継を観ながら

夫がボヤく。

「ハッケヨイ!の飛沫はスゴいだろうに、
なんで美術館や映画館がダメで相撲やスポーツ観戦はOKなんだろう」

…と。

私も不思議で仕方ない。

美術館や映画館でペラペラ喋る人は
たいてい、グループで鑑賞に来ている人達だ。

もともと映画も美術館も1人で鑑賞する私などは喋ることもないし、

なんなら、

《お一人様限定》にしてくれればいいのに…とも思う。

相撲観戦が問題なくて、
何故ゆえに…???

都知事の言う、

“人が集まる場所を減らしたい”

という理由付けに大きな矛盾を感じるのだ。

ついでに、
相撲について言わせてもらえば、

毎回不思議に思うのは、

桟敷席に座っている観客は、
間隔を空けて座っているように見えない。

肩を並べて座っている人たちもいる。

和服で着飾って座っている女性も目立つ。

しかも毎回のように同じ席に陣取っている…

夫は、
彼女らを見るたびに、

「“塀の中の人たち”が唯一観られるのが相撲らしい、あの女は多分その関係だ」

と、
何処かで仕入れたような話をする。

そう言われてみると、
失礼ながら、女性たちはシロウトには見えない。

和服の着こなしも慣れているように見える…。

「いわゆるタニマチさんじゃないの?」

と言うと、

「いや、アレは多分ワケアリだな」

と、
ニヤリ笑いながら言う。

「TVに映る場所がわかっていて、元気でやってるよぉ、と塀の中の親分にメッセージを送っているんだと思う」

(……本当だろうか)


きっと、
任侠映画の見過ぎだな。

(ー ー;)




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