声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

顔の修復

2021-11-15 12:01:00 | Diary
つくづく厄介なものを買ってきたものだ…。

今朝、Halの夏用ベッドを洗おうと洗濯機の蓋を開けた途端に、

側の壁にかかってるボージョボー人形を落とした。

カチンと妙な音がしたので、よく見ると男の人形の首から上が取れていた。

持ち上げた拍子に、今度は顔が半分割れてしまった…

無惨な顔を見ているうちに、

不吉な予感がして、
いや〜な気分になった。
(ー ー;)


新婚旅行で南の島に出かけた際に買って帰ってきて、かれこれ36年…

これまでに手足が取れたり豆の部分が割れたり、麻糸が切れてバラバラになったり…

何度も壊れたが、その都度、とりあえず人形の体をなすように修復してきた。

豆を貝に換え、
麻糸を切れにくく頑丈な靴紐に換えた。

壊れる度に、縁起が悪いと思いつつも、
上手く修復できると、ひとりほくそ笑んだ。

私たちと一緒に時を経た人形である、
ボロボロになるのは当たり前だ。

それにしても、よくもってくれている…。

さてと、
どのように直そうか…

修復は、それなりに面白い作業だし
壊れた箇所を何で代用するかを考えるのも愉しいが、
今回は顔である。

しかも顔は大きな豆でできている。
こんなに大きな豆はない。

不思議なことに女人形の顔は同じ豆製でありながら何ともない。

厚顔は、とうとう人形にも移ったか…?

移ったのはそれだけではない。
人形には持ち主の気持ちが移るようだ。

ボージョボーの男人形は夫そのものらしい。

夫の顔は、
ここままでは“面目丸つぶれ”である。

何がなんでも直さねばなるまい。

家にあった石粉粘土で割れた部分を繋ごうとしたが、
劣化した豆は触れば触るほど粉々になってしまい形が無くなってしまう…

こうなったら、顔自体を石粉粘土で作るしかない、

平べったい丸い顔を2枚作って、
間に切れた胴体を繋ぐ100均のソフトワイヤーを入れて挟み、胴体と繋げたあとで、

表になる顔面にバラバラになった残骸から目鼻を探してつけてみた。

以前のより、イケメンになったではないか!

(^^)

顔色は乾かしてから塗ることにしよう。


さてと、

次は、どこが壊れるのか…な。









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