4:15にHalの朝散歩に出かけた時は
まだ薄暗かった。
昨夜は1番眠くなる10時にNHKプラスで
見逃した番組を見ていたら
途中でうつらうつらしてきたのに
見終わった途端に目が覚めた。
それ以降、
眠れなくなった…。
試しにYoutubeで《超熟睡》ヒーリング音楽を聞いてみたが、
ボーッと聞き流しているうちに自然に眠れるかと思いきや、全く効果なし。
仕方ないので、
もうこうなったら眠くなるまで起きていようと目を閉じていたら、
いつのまにか朝になり野鳥の囀りとともにHalが起きてきた。
朝の用足し散歩から帰ってくると
Halも、まだ早過ぎると思ったらしく自分のベッドにノソノソと帰って行った。
そこから寝室に戻り、
再び横になって、気づいたら7:20だった。
その3時間の間に夢を見た。
一階のリビングだろうか…
それとも2階の寝室だろうか…
窓際に蜘蛛の巣が張っている。
小さな巣が2つ、大きな巣が1つ。
巣の中央にそれぞれ蜘蛛がいる。
大きめの巣の蜘蛛は真っ黒で脚が太い…
気味悪さより、なぜこんな所に巣を張るのか…と腹立たしい思いで見ている自分がいた。
これは何の暗示なのかと気になって《黒い蜘蛛の夢》でワード検索すると、
『対人運の低下の予兆』
とある。
今のところ、夫とのケンカ以外には思い当たらないが、
仕事関係でトラブルが起きないように気をつけよう。
虫といえば2日前に、
キイロスズメバチが1匹、開けっぱなしのウッドデッキからリビングに入ってきた。
近くにあった殺虫剤をかけたが、
効果が弱かったせいで、すぐ死なずに長時間、断末魔の苦しみを味あわせてしまった…
丸くなって苦しみもがくスズメバチを観察しながら、
(スズメバチに生まれて来なければ、こんな目に遭うこともなかろうに…)
と思いつつも、
スズメバチ=殺す、
という自分の行動が果たして正しいのだろうか?…と考えた。
1、2時間経っても苦しみながら生きているスズメバチを、
ジッと無表情な顔で見つめている自分は、はたから見れば冷酷な人間だ。
帰宅した夫が、その様子を見て
「早く楽にしてやったほうがいい、可哀想だ」と言う。
そうだ…このままでは可哀想だ。
夫の言葉にハッとした私は、
もがき苦しむスズメバチに、ハエ叩きで最期の一撃を加えた。
その衝撃で動きが弱くなったスズメバチをピンセットで掴んで外に出す。
頭の部分を摘むとカチンと音がした。
ものすごく硬くて顎もしっかりしている。
これに刺されたら蜂アレルギーのある夫は間違いなくアナフィラキシーを起こすだろう。
…だから、殺さなければいけない。
私は自分の行いを、そう正当化した。
しかし、
何故か気持ちは複雑だ。
ハエを叩くのに罪悪感を持った事はないのに、
キイロスズメバチの命を絶つ瞬間のあの罪悪感は何なのだろう。
やはり使うならスズメバチ専用の殺虫剤でないとダメだな。
(~_~;)