声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

迫力あるボレロ

2022-03-27 15:20:00 | 報道 ニュース ワイドショー
福岡ではソメイヨシノが満開だと先程のニュースが伝えていた。

我が家では梅がようやく満開、
コブシも咲き始めた。

風は強いが春の陽射しが暖かく感じる。


昨夜のフィギュアスケートの世界選手権で、久々に《君が代》を聞いた。

ロシア選手が出ない大会は、レベル的にどうなのだろう?と言う世論もあるが、

私は見応えのある内容に満足した。

最初のうちは、着地するたびに氷面をガリガリと削るような摩擦音が気になり、
同時に飛び散る小さな氷の欠片に、

バランスを崩さなないか、転ばないか…
とハラハラしながら見ていたが、

編曲された迫力ある《ボレロ》にのってスピーディに攻め続ける宇野選手の滑りに、いつのまにか引き込まれていた。

優雅で繊細な羽生選手のスケーティングとは、全く違うスタイルに見えるが、

技術に裏付けされた安定感ある滑りには、ひと回り大きくなったような逞しささえ感じた。

コーチとの相性の良さも功を奏したようだ。

坂本選手の場合も然り。

母親のようなコーチとの二人三脚を取り上げた優勝後の番組を見ながら、
やはりあのコーチあっての坂本選手なんだなぁ…と改めて思った。

インタビューで
『わめくのも折り込み済み』とコーチが笑いながら答えていたが、

メンタル面での支えも万全なのだなぁ…
感心した。


北京五輪で、
かの国の女性コーチの冷酷さだけがクローズアップされていたけれど、
どう考えても、それだけでは五輪で優勝するような一流選手は育たない。

どんなスポーツでもそうだけれど、
一流選手のコーチは間違いなく一流なのだろうと思う。

昨日、
露国内で開かれた大会での、女子選手の活躍がネット記事に出ていたが、

この状況が続けば、いずれ《井の中の蛙》になってしまうのではなかろうか?

国際大会に出られない状況が長引くことで
モチベーションが下がっていく選手たちのメンタルをコーチはどう支えていくのだろう…

国籍を変えて出るのも選択肢だけど、

それを、大統領が許すのかな?




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