そろそろお昼だなぁ…
何を食べようか、と考えていると
いきなり着信があった。
「0120」で始まる知らない電話番号だ。
この手は保険会社か、ケータイ電話会社か…?
そう思って出ると、
意外や意外、タヌキのキャラクターで有名なPポイント会社からだった…
丁寧な声のオペレーターさんから
《某大手製薬会社が発売している美容液》を案内された。
『日本ではポー◯化粧品さんとO製薬からだけ発売されています』
『1万円以上しますが、Pポイント会員様には初回に限り2千円でお使いいただけます』
『使用されたお客様からシミが薄くなった、シミの中から肌色の部分が表れてきたと言う声もございます』
…とのこと。
モノは言いよう…『シミの中から肌色が表れた』は、なかなか惹かれる表現だなぁ。
しかし、
なぜPポイントが製薬会社の美容液を案内するのだろう?
ちなみに私は以前、
某コンビニのNポイントが貯まっているのを知らずに期限切れにしてしまったほどポイントに疎い人間で、
タヌキのPポイントは、
ケータイ料金の支払いに付いているので、
知らず知らずのうちに貯まるようになっているらしい。
なぜ、このタイミングで電話してきたのだろう。
素朴に、
「なぜ?」と質問してみた。
当然、答えられずに
「不快なご気分にさせてしまい申し訳ありません」と彼女は詫びた。
きっと、私はイヤな客だ。
ただ個人情報の問題もあるし、ここはきちんと聞いておきたい。
以前、某カード会社から電話で《自宅で美味しいコーヒーが飲めるレンタルコーヒーメーカー》なるものを購入した事があって、
いざ返却しようとしたら、
カード会社の担当者と飲料会社の窓口担当者との見解が異なるうえに、
時間と手間ばかりかかり、不快な思いをした苦い経験もあった。
迂闊に頼むとロクなことはない。
(−_−;)
顧客のほうも説明をきちんと聞いて、
『定期縛りのない商品』であることを確認しておく必要があるのだ。
…で、
なぜ今頃、Pポイント会社から電話がかかってきたか…だが、
思い当たる節がある。
3、4日前だったと思うが貯まったPポイントで、
ドライフルーツを注文した事を忘れていた…
それが今しがた届いた。
カラクリはこうだ。
《ポイントで商品を購入した顧客は、購買意欲がある》
…きっと、そう判断されたのだ。
やはり、電話勧誘をされるだけの理由はあったのだ。
今回、美容液を注文するとPポイントにも200ポイントが加算されるらしいが、
それより、
本当に
《シミの中から肌色が表れる》
…そんな事があるのだろうか?
1ヶ月程度では、あり得ないだろうが
とりあえず使ってみるか…な。
^^;