車の中で聞いた。
最初は、
どこが面白いのかがわからなかった。
車の中ではいつも音声だけを聞いているので
画像を見れば、
もっと面白いのかな?と思いつつ
ネタ自体は、よく考えられているなぁ…
と感心した。
「モナカがもみじ饅頭の親戚」という“無理やり感”が面白いと思うし、
それをマカロンにまで発展させていきながら
結局、最後まで「モナカ」のことなのか
それとも別の菓子がネタになっているのかが
はっきりしないまま終わるの構成が素晴らしいと思う。
ただ、
私はあまり笑えなかった。
昔から、お笑い番組は滅多に観ない。
全く笑いのセンスがない父親のいる家庭で育った。
食事中はTVをつけずに無言で食べるのが常で
TVのチャンネル権は全て父にあり、
主に観る番組はニュースやドキュメンタリーと決まっていた。
父の留守の間、
母は吉本新喜劇をよく観ては花紀京や岡八郎をケラケラ笑いながら観ていたが、
私は、その母の笑っている顔を観て笑っていたように記憶している。
広島で介護福祉士をしている妹は、
施設の利用者さんに笑ってもらうために
毎年お笑いネタを考えるのだと言っていたが、
クリスマス会でのお笑いネタを満載の寸劇は
毎回、施設のお年寄りに大盛況なのだという。
人を笑わせるのが好きな妹は母に似て、
残念ながら、私は父に似てしまった。
そんなわけで
笑いのセンサーに乏しい私は、
お笑いを観ていても、どこが可笑しいのかが
よくわからないのだ。
というより、ただ単に
感性が老化しているだけなのかもしれないが…。
ドッグランで威張るHal
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