昨日、義母の部屋に飾ってあった白い花からとても良い薫りがするので
花の名前をきいてみると
「リラの花よ」
と教えてくれました。
お隣の裏庭の白いリラを頂いたのだそう…。
リラの花といえば
タカラヅカのテーマソング
「すみれの花の咲く頃」の原曲が
「リラの花が咲く頃」という題名だったことを思い出しました。
リラはフランス語、英語ではライラックですね。
ライラックは紫のイメージですが、
リラというと白い花を思い浮かべるのは、
仏題の“Lilas Blancs”からでしょうか…。
原歌はドイツの軍楽隊の楽長さんが作った曲ですが、
最初はリラでもスミレでもなく
「白いニワトコの花よ再び」という題名だったそうです。
ニワトコ…では、きっとヒットしなかったでしょうね。(*^^*)
それがシャンソンとして歌われるようになり、
ヨーロッパで大ヒット。
YouTubeでドイツ語で歌われているのを見つけました。
http://youtu.be/-mkxii8ZtN8
ドイツ語も素敵!
ドイツ語では恋を謳歌する歌詞が付いているようですが、
シャンソンで歌われる
「白いリラの花が咲く頃」では、
“ 白いリラが咲く頃は
春に惑わされ
娘たちは愚かな恋をしてしまう
過ぎ去った恋を忘れ
うわべだけの愛を誓ってしまう
白いリラが咲く頃は ”
…と言うような歌詞が付いています。
(^^;;
タカラヅカで歌われるのは白井鉄造さんの訳詞ですが、
懐かしい恋を歌った詩でしょうかしら?
フランス語が一番、恋に冷めた詩なのも面白いですね!
モクセイの仲間なので、玄関に一輪挿しておいただけで、とっても良い薫りがします。
こちらは、我が家の庭に咲いている
ライラック…。(*^_^*)
清水由美