声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

故人の名誉

2022-09-14 21:30:52 | 報道 ニュース ワイドショー
亡くなってから何年も経っている父親の名誉を毀損したとして出版社を遺族が訴えたという…

目を引いたのは、その訴えた遺族というのが、

あの円谷幸吉さんの上司だった自衛隊体育学校長の実の息子さんだと言うこと…

出版社が、円谷選手の自死の原因が上司にあったかのように書いた記事で
亡くなった父親の名誉が著しく傷つけられてしまったということらしい…。

円谷選手と言えば、遺書の名文を思い出す。

私が朝霞駐屯地の教育隊にいた頃に、
円谷コースというジョギングコースがあって、
所属していた女性自衛官の教育隊は、体育学校の隣にあったように記憶している。

遠い昔の話なので、うろ覚えだが、

確か女子重量挙げの三宅さんの父上が、
当時は体育学校の幹部で、その後体育学校長になられたはずだ。

私は円谷選手の時代より、ずっと後の入隊だが、

その頃、
女性自衛官教育隊で、ちょっとした騒ぎがあった…

当時は婦人自衛官教育隊と言っていたが、
その時のエピソードをこのブログにも書いた。

円谷選手はすでに伝説の存在ではあったけれど、亡くなった後も注目されたことは確かだ。

遺書にあったご両親もとっくに他界されているが、
もし、ほかのご遺族が記事を読んだら、やはりいい気はしないし、

なぜ今頃になって、こんな記事を出す?

そう思う関係者も多いのではなかろうか。

故人の名誉毀損が認められれば、

《死人に口無し》をいいことに、
大した根拠もなしに適当なことを書いた記事も減るのではなかろうか…。

どう言う判決が出るのかが、気になる。





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