嫌いな人が多いので写真は撮らなかったが、
田舎生活をしていると毎日、自然界の生物を身近な場所で見る事が多い。
昨日もHalの散歩のために街中の公園に車で山道を下っていたところ、
いきなり夫がブレーキをかけた。
見ると体調1.5mはあろうかと思われるアオダイショウがニョロニョロとゆっくり体をくねらせながら狭い道の真ん中を塞いでいる。
「オイ、もっと早く渡れといってこい!」
と夫は私に言う。
「なんで私?」
と訊けば、
「オマエ、動物と話すの得意だろう」
と夫。
確かに私の方がヘビも警戒しないだろうと車を降りて、
ワザとヘビのそばに行き、わざと子供のように足をジタバタさせて
「はやく、はやく!早くしないと轢かれちゃうよ」
とヘビをせき立てた。
ヘビの方も意味が通じたのか、
ニョロニョロの速度を倍速にして無事に道路脇の用水路も超えて渡りきり、竹藪の中の入って行った。
夫も、
轢かずにすんだことにホッとしているようだ。
ヘビと出会うと縁起が良いというのは本当だろうか?
あぁ、そういえば昔、
《若大将》のライバルで《青大将》というのがいたよねぇ。
青大将急かされ渡る鄙の道