声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

伝えたかった言葉

2022-06-23 10:47:00 | Diary
この数日間、慌ただしく過ごしていた。

今朝も右前頭部がズキズキと鈍く痛む。
月曜、火曜と心理的な負担が重なったからかな…。

月曜は仕事の打合せで県外出張。

田舎生活にどっぷりハマっている私には都会の空気が合わないらしい。

久々に秋葉原からTXに乗ったら、
暗い汚い通路がすっかり整備されていて驚いた。



朝8時過ぎに自宅を出て帰宅したのが19時。
帰りの新幹線の中では居眠りして、危うく軽井沢まで行きそうになった。

その翌日の火曜日は、義母が庭で転んで骨折して入院した。
数日前に靴下をもらいに行った時、
「転ばないように気をつけて」と言って帰ってきたばかりだった。

恐れていたことが現実になったという思い…これは、ショックだった。

しかも救急搬送された病院が、やや問題ありで、
この時期、家族も当然ながら面会は出来ないのはやむを得ないが、

人手不足なのか医療スタッフの人数も少なく、じっくり患者家族の話を聞いてくれる雰囲気ではないと夫は言う。

「骨折以外は、元気そうですよ」と言うだけで、中の様子が全くわからない。

かかりつけの総合病院に転院を希望しているが、ベッドが開かない限り難しい…。

嫁の私はもちろん、実の娘にも息子にも会えない…義母は、さぞかし心細いだろう。

私の場合、
何故か悪い予感は全て当たってしまう事が多い。

既に自分の親は他界しているが、
結局、両親を送った後で残ったのは後悔だけだった。



今日6月23日は実父の命日だが、今でも心がいたむ。

なぜ親子だと素直に感謝や詫びの言葉を伝えられないのだろう…

今朝の《ちむどんどん》でのセリフを聞きながら思う。
生前に伝えておけば良かったと…。

あの日も今日のような梅雨空だった。

一旦、帰宅した私に夜10時過ぎ、
実父の心臓が止まったという連絡を受け再び病院に駆けつけ、

看護師から「耳元で声をかけてあげてください」と言われ、自然に出た言葉が

「ありがとう、ごめんね」

…だった。

もう、
ずっと昔のような気がしていたが、
まだ、3年なんだよなぁ…。

(T ^ T)


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